■「ブルベの方が美人が多い」SNSで横行する“ブルベマウント”の背景
自分に似合う色を意識する人がいる中で、ブルベであることでマウントを取る「ブルベマウント」という現象が起きており、「ブルベの方が上」という認識が世間にはあるようだ。
街の人からは「ブルベの方が美人が多いとよく聞く」「SNSで『毎回ブルベマウント取ってくる』とかコメント欄に書いてあるのを見た」「『ピンクとか青み系が似合うからかわいい』みたいなのをよく聞く」といった声が聞かれた。
このブルベマウントはなぜ起きてしまうのか。ビジネスカラー戦略アドバイザーの青柳彩子氏によると、「ブルベ冬(ウィンター)」に属する色への憧れがあるそうだ。ネットやSNSなどの自己診断で「肌が白い・ピンクっぽい=ブルベ」「肌が黒い・黄みがある=イエベ」という設問・振り分けが多いため、「ブルベ=色白」という“誤認”が広まってしまったという。
しかし、パーソナルカラーは肌の色だけで決まるわけではなく、日焼けしていてもブルベの人はいるそうだ。
これを聞いた月岡氏は「だからプロがちゃんと診断しないとわからない。結構複雑なことなんでしょうね。なんとなくの印象で『イエベだから…』と思ってしまうのはもったいない。いろいろ可能性があって、もっと違う似合う色とかもあるかもしれないのに、狭めてしまってもったいない」と語った。
ブルベマウントを描いた漫画『私は選ばれしブルベ冬』の著者である山野しらす氏は、日常の中でブルベマウントを取ってくるような人に出くわしてしまう可能性は誰にでもあると指摘する。「そうした場合は“自分に自信を持ちつつ、相手の長所も素直に認められる”そんな前向きでしなやかなメンタルを持てたらいいなというメッセージが伝われば嬉しい」(山野氏)
この指摘に月岡氏は「マウントを取られていると思うということは、自分もブルベの方が偉いと、なんとなく内面化してしまっている部分があるからだ思うので、やっぱり知りすぎない、分析しすぎないことによる自由っていうのはあるのだろうなと思う。私は『イエベ』『ブルベ』だとか言われても『へー』としか思わないので」と応じた。
(『わたしとニュース』より)
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