凶器未発見…物証乏しく捜査難航か 大阪・母娘殺害 10カ所以上の刺し傷

凶器未発見…物証乏しく捜査難航か 大阪・母娘殺害 10カ所以上の刺し傷
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大阪府和泉市の住宅で、村上和子さん(76)と娘の裕加さん(41)が殺害された事件。2人の遺体には、頭や首を中心に、10カ所以上の刺し傷や切り傷があったことが新たにわかりました。

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警察は、“強い殺意”のもと犯行に及んだとみています。

和子さんはリビングで、裕加さんは台所で発見されました。ともに寝間着のようなものを着ていたといいます。

遺体発見までの時系列
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裕加さんが仕事を終え、職場を出たのは7日午後5時15分。裕加さんの車のドライブレコーダーから、自宅へは30分ほどで着いたとみられています。それから約10時間後の8日午前4時ごろ、何者かに襲われ、殺害されたとみられます。

遺体発見時、玄関に鍵はかかっていませんでした。

事件発覚から2日。
警察幹部は、捜査が難航する可能性も示唆しています。背景には、付近に防犯カメラがないことや、現場に血のついた足跡などがなく、犯人逮捕につながる物証に乏しいことがあります。

また、これまでに近隣住民とのトラブルや、ストーカー被害の相談などは確認されていません。

以前、裕加さんと一緒に障害者支援施設で働いていた同僚が取材に応じました。

裕加さんの元同僚
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裕加さんの元同僚
「利用者さんと一緒に過ごしたり、対応したり。明るくて元気でパワフル。すごく明るくていい子でした」

元同僚によりますと、その後、裕加さんは社会福祉士などの資格を取り、病院へと転職していったといいます。

裕加さんの元同僚
「元々、そういう大学に行っていたので、しばらく試験と離れていたが、『やっぱり必要や』ということで、また再勉強して。(Q.そういう人のお世話が)向いていると思う。やりがいは、すごく感じていたと思います」

裕加さんは、大阪府内の病院で社会福祉士として、患者の入退院の支援や、転院の調整などを行っていました。

病院によりますと、裕加さんは真面目で、丁寧な仕事ぶりが高く評価されていたそうです。職員に亡くなった事実を告げた際には、「なぜ彼女が」と皆がショックを受けたといいます。

事件後に送ったメッセージ
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病院で裕加さんと出会い、友人として10年近くの付き合いがある女性。スマホに残されたのは、裕加さんとの何気ない日常。事件後に送ったメッセージには、いまだ既読がついていません。

裕加さんの10年来の友人
「まさか違うでしょと。元気でいるよね、家、どこだったかなとか。『元気だよ』って返事ちょうだいって、電話もしたんですけど、朝、起きてみたら既読がつかないし、まさかなと。きょうの朝は、頭真っ白になりました。ショックです、既読がついてほしかったです。頑張る、頑張るとすごく前向きで、年上の私が、勇気とパワーをもらっていた」

捜査関係者によりますと、ほぼ同時に2人を殺害していることなどから、襲ったのは“高齢ではない男性”の可能性があるとしています。

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