
イランが停戦合意のため求めているのが、イスラエルによるレバノンへの攻撃停止です。しかし、イスラエルは協議中にレバノンを空爆する映像を公開。攻撃継続の姿勢を崩していません。
イラン攻撃「まだ終わらず」
「我々はイランの核計画を粉砕し、ミサイル計画を粉砕することに成功しました。この作戦はまだ終わっていません」
11日、イランへの再攻撃の可能性を示唆したネタニヤフ首相。イスラエル軍は停戦協議真っただ中の11日、過去24時間で200以上のヒズボラの拠点を攻撃したとして、レバノンを空爆する映像を公開しました。
レバノン保健省は先月戦闘が始まって以降、イスラエル側の攻撃で2020人が死亡したと発表しています。
イスラエルとレバノンは14日にアメリカ・ワシントンで停戦に向けた協議を行うことで合意しています。
秋の選挙を見据える首相
ただ、イスラエルは攻撃継続の姿勢を崩していません。そこにはネタニヤフ首相のある狙いがあるといいます。
元イスラエル軍の准将で、国家安全保障研究所の名誉上級研究員のシュロム・ブロム氏は、イラン国内への攻撃に関しても十分に目標が達成できていないと指摘します。
「イラン軍、主に革命防衛隊が保有する弾道ミサイルの数は依然として多いです。ネタニヤフ首相は、現段階ではイランとの戦争をやめたくないと考えています」
ネタニヤフ首相が戦闘の先に見据えているのは、秋に控えるイスラエルの総選挙です。
イスラエル国内の世論調査では、81%がイラン攻撃を支持し、63%が体制崩壊まで続けるべきだと回答しています。
「ネタニヤフ首相は、イスラエル国民に対して目標を達成し成功したと言いたいのです。そして選挙に勝利したい。これがイスラエル政府の立場です」
(2026年4月13日放送分より)
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