米国が機雷除去を開始 イラン警告「攻撃の対象に」 トランプ氏「地獄に吹っ飛ばす」

米国が機雷除去を開始 イラン警告「攻撃の対象に」 トランプ氏「地獄に吹っ飛ばす」
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 ホルムズ海峡では、アメリカ海軍の艦艇2隻がホルムズ海峡を通過し、機雷除去の作業を始めたと発表しました。一方、イラン側は無線で「最後の警告だ」と攻撃する構えをみせていて、緊迫した状況となっています。

【画像】ホルムズ海峡の安全通行に必要な機雷除去

イランの革命防衛隊が警告

イランの革命防衛隊が米海軍の艦艇に警告
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 12日、イランのタスニム通信が公開した映像です。ホルムズ海峡を通過しようとしたアメリカ海軍の艦艇に対し、イランの革命防衛隊が警告を発したとする場面が記録されていました。

イランの革命防衛隊
「速やかに航路を変更し、インド洋へ戻りなさい。指示に従わない場合は、攻撃対象になる。以上」

アメリカの海軍艦艇
「こちら航行中の米海軍軍艦121。国際法に基づき権限はそちらにない」

イランの革命防衛隊
「オマーン海域における航海は報告を求める。最後の警告である」

米中央軍は海軍艦艇2隻がホルムズ海峡通過と発表
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 イラン側はこれで相手が撤退したと主張しましたが、アメリカ中央軍はアメリカ海軍の艦艇2隻がホルムズ海峡を通過し、イランの革命防衛隊が敷設した機雷の除去に向けた準備作業を始めたと発表しました。

 今後数日のうちに、水中ドローンを含む追加部隊がこの作業に加わる予定だといいます。

「地獄に吹っ飛ばす」警告

 イランがホルムズ海峡で敷設を始めたとされる機雷。

CNNのキャスター
「2人の情報筋がCNNにイランが先週、海峡で機雷の敷設を開始したと語りました。イランの兵器庫には、いくつか異なる種類の機雷があります」(先月)

安全通行に必要な機雷除去
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 タンカーなどが安全に通行するためには、機雷の除去が必要です。

 ただ、その設置場所を巡ってはニューヨーク・タイムズが「機雷の一部について行方を特定できなくなっている」と報じました。

一部の機雷は漂流している可能性も
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 イランは軍事作戦が始まった直後の3月、小型船を用いて機雷を敷設しましたが、イランがすべての敷設場所を記録していたかどうかは不明で、一部の機雷は漂流している可能性もあるといいます。

 先週、イラン当局は機雷に接触する可能性があるとして、ホルムズ海峡の南側を「危険区域」に指定しました。

 機雷の行方を特定できない状況が続けば、通航量が回復しない恐れがあります。

アメリカのトランプ大統領
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トランプ大統領
「海峡を一掃するのに、そう時間はかからないでしょう。そこで海峡を一掃することにしました。遠くないうちに、海峡を利用できるようにします」(FOXインタビュー 12日)

 トランプ大統領は、ホルムズ海峡での機雷除去を始めると表明。イランが掃海任務にあたる米軍艦艇などを攻撃すれば「地獄に吹っ飛ばす」とSNSで警告しています。

(2026年4月13日放送分より)

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