梅比良氏は、綺麗な発色を実現するためには土台となる「ブリーチ」が最も重要であると語り、「何色の画用紙に絵を描くか」という例えで解説した。白に近い画用紙のような状態まで色を抜かなければ、繊細な色は入らないという。その上で、最も難易度が高いのは単純な白や明るい色ではなく、過去の施術の「履歴」が残っている髪へのカラーリングであると明かした。
特に「黒染め」や「縮毛矯正」の履歴がある場合、それがネックとなって希望のカラーが入らないことが多いという。梅比良氏は、客が履歴を隠していても「後ろの髪を見た時点で大体わかる」と話し、隠れた履歴を確認するために弱めのブリーチを通す、通称「レントゲン」という専門技術についても説明した。このプロのこだわりと鋭い洞察力に、スタジオの出演者たちも驚きを隠せない様子であった。
また一番入れにくいカラーは「水色」と告白。髪をブリーチすると、どうしても黄色味が残ってしまうことが多いそうで、そこに「水色」を入れようとすると、髪がペールグリーンになってしまう可能性があると明かしていた。
