
アメリカとイランが2日以内に再協議を行う可能性が出てきました。合意できる落としどころはどこか、専門家に聞きました。
トランプ氏“盟友”非難
今度は親しかったはずの人に失望したそうです。
トランプ大統領
「彼女にはショックを受けている。勇敢な人物だと思っていたが、間違っていた…」(イタリア紙「コリエレ・デラ・セラ」14日)
トランプ大統領がイタリアメディアのインタビューで話したのは、イタリアのメローニ首相について。
トランプ大統領
「もはや、以前とは違う人間だ。イタリアも以前とは同じ国でなくなるだろう」(イタリア紙「コリエレ・デラ・セラ」14日)
トランプ大統領がメローニ首相を批判するのは、イタリアがイラン攻撃を「国際法違反」だとして非難しているから。
メローニ首相
「イラン南部ミナブで女子生徒が虐殺された事件を強く非難する」(先月11日)
さらに…。
「あの教皇に関する発言は受け入れられない。私は教皇レオとの連帯を表明し続ける。さらに言わせてもらえば、宗教指導者が政治指導者の言いなりになる社会では安心して暮らせない」(14日)
トランプ大統領が、やはりイラン攻撃に反対するローマ教皇レオ14世を「弱腰」などと呼んだことも非難したのです。
ヨーロッパで最も親しいとされた盟友とも反目することになったイラン攻撃。
合意の“落としどころ”は?
トランプ大統領は再協議が2日以内に行われる可能性をほのめかしました。
前回の協議が行われたパキスタン、イスラマバードに滞在するニューヨーク・ポスト紙の記者との電話インタビューです。
トランプ大統領
「交渉は進んでいるが、少しゆっくりだ」(ニューヨーク・ポストによると)
こう話したトランプ大統領は当初、2回目の直接協議は“ヨーロッパのどこか”で行われるとの見方を示していました。
ところがインタビューを終えて30分後、トランプ大統領のほうから記者に電話がかかってきて、こう話したといいます。
「そこにとどまったほうがいい。本当だ。なぜなら2日以内に、そこで何かが起こる可能性があるからだ。私たちも、そちらに行く方向に傾いている」(ニューヨーク・ポストによると)
インタビューが行われたのは14日の火曜日。2日以内であれば、16日までです。
仮に2回目の直接協議が行われたとして、話し合いに進展はあるのでしょうか。
伝えられるところによると、アメリカ側がイランに求めているのは20年間のウラン濃縮停止。対するイランは、5年間なら応じられると答えているといいます。
明海大学 小谷哲男教授
「アメリカが20年としたのは、2015年に当時のオバマ政権がイランと結んだ核合意。これがイランの濃縮の停止というのを10年に定めていた。それよりは長い期間にしたいということだと思います」
トランプ大統領はニューヨーク・ポストのインタビューで、20年という期間にも不満を述べています。
小谷教授
「表でトランプ大統領が言うことが、本音とは限らない。今は最大限の圧力、最大限の要求をしている段階。『20年よりも少し短くてもいい』と考えている可能性もある。双方とも期限を区切って、濃縮の停止を考えるという点では一致。なんらかの合意ができる可能性はあると思います」
ホルムズ海峡はどうなるのでしょうか。いまだ通過できずにいるタンカーの船長に話を聞きました。
UAEの石油タンカー
カプール船長
「戦争が始まった2月28日からここにいる」
日本時間の13日夜からは、アメリカ軍による“逆封鎖”も始まりました。
これは15日に記録された中国関係の船の動き。ホルムズ海峡を抜けようとしますが、結局は引き返しました。
アメリカ中央軍は、封鎖の対象はイランの港を出入りする船だけとしていますが…。
カプール船長
「(アメリカは)最初はホルムズ海峡全体を封鎖すると言ったあと、国際法違反を指摘されてから、イランの港だけだと主張を変えた。だから何も確かなことは分からない。一日も早く、この事態が終わってほしい」
(2026年4月15日放送分より)
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