17日、衆院内閣委員会において、共産党の塩川鉄也議員が赤間二郎国家公安委員長を追及した。
塩川議員は「国家情報会議設置法案について質問いたします。警察の対応に係る点について、赤間国家公安委員長にお尋ねをいたします」と切り出し「大垣警察の市民監視事件です。2024年、名古屋高裁は、警察による個人情報収集と中部電力子会社シーテック社への情報提供を違法とし、個人情報の抹消を命じました。違法判決を受けた警察は、原告に対し謝罪を行ったのでしょうか?」と質問。
これに赤間国家公安委員長は「本件の原審及び控訴審において、警察の情報収集活動という事柄の性質上、岐阜県警察からその目的・対応等を明らかにすることができなかったところ、控訴審においては原告の主張する事実の多くが認定されたと承知しております」と話したが塩川議員の質問に答えていないため複数のヤジが飛び、野党理事の中道改革連合の後藤祐一議員が立ち上がる事態に。
赤間国家公安委員長は続けて「結果として、同判決によって大垣署員の活動は違法との判断が示されたところであり、岐阜県警察はこの判決を重く受け止めている旨のコメントを公表するとともに、原告の方々への説明の場においてもその旨をお伝えしたと承知しております」と発言したが、「答えてない」とヤジが飛んだ。
塩川議員は「『判決を重く受け止める』と原告に説明をしたということですが、謝罪をしたのか、改めて確認します」と再度質した。
ヤジが飛ぶ中、赤間国家公安委員長が「判決の重み、しっかりとこれを受け止め、職務をしっかり果たすよう警察を指導してまいります」と答えると「ダメこれ」「ダメ」など複数のヤジが飛んだ。
塩川議員は「謝罪をしたのかしていないのか、その点、もう1回」と再び質問。
赤間国家公安委員長は「岐阜県警察は、この判決を重く受け止めている旨のコメントを公表しています。また、原告の方々への説明の場においてもその旨をお伝えしていると承知しております」と述べた。
あくまでも質問に答えない赤間国家公安委員長に、野党理事の後藤議員は山下委員長に詰め寄り「1回止めてください。ひどいよ、これ。謝ったか、謝ってないか事実はどっちかなんだから、1回止めて。何回もやってさ。ちょっとしか時間(共産党の持ち時間)ないんだから」と抗議した。
ここで山下委員長が「速記を止めてください」と伝え質疑はストップ。与野党の理事と山下委員長が話し合う事態となった。
質疑が再開され、指名された赤間国家公安委員長は「先ほど来答弁申し上げておりますその判決の重み、これをしっかりと受け止めること、そして、その受け止めを私としても警察を指導する中でしっかりと伝えてまいりたいと思います」と述べ、謝罪したかどうかの質問には答えなかった。
塩川議員は「理事会の協議として改めて要請します」と伝え、これに山下委員長は「後刻、理事会で協議いたします」と答えた。
塩川議員は「要するに、謝罪したかという事実関係について答えないわけですよ。『重く受け止める』というだけですから。判決を重く受け止めると言っている限りは謝罪してないということがそういう点でも明らかです」と述べ、次に「大垣警察が収集した情報を本当に全て抹消したのか」という点についての質問に移った。
(ABEMA NEWS)

