「魚のアラ」物価高で安さとおいしさから人気 タイの頭150円 簡単な下処理方法は?【詳細版】

「魚のアラ」物価高で安さとおいしさから人気 タイの頭150円 簡単な下処理方法は?【詳細版】
この記事の写真をみる(10枚)

 骨やうろこが多くて食べにくく、調理の仕方が分からないなどと言われ、敬遠されがちな魚のアラですが、今、価格の安さやおいしさから人気が高まっています。

【画像】アラ料理は汁物のイメージも…唐揚げや煮付けにも

「魚のアラはお宝です」

わずか5分で底が見えるほど次々と売れる
拡大する

 関東信越を中心に22店舗を展開する鮮魚店「角上魚類」。18日、東京の店舗では、午前9時の開店前から多くの客が列を作っていました。

 オープンと同時に、一直線に向かう男性。小走りで急ぐ人もいました。瞬く間に、一つのコーナーに人だかりができました。

 山のように積まれていたパックが、わずか5分で底が見えるほど次々と売れていきます。

150円で販売されるサクラマスの頭
拡大する

 角上魚類では、どの店舗でも人気だというこのコーナー。

 この鮮魚店では、タイやサバなど新鮮な魚が丸ごと1匹そろっています。そして、店内の奥には魚のアラコーナーがあり、サクラマスの頭が150円で販売されています。(入荷時に応じて値段は異なります)

 魚をさばいた後に残る、頭や中骨などの部分にあたるアラ。食べられるところが少ないと思われがちですが、店では立派な商品として並んでいます。

「魚のアラはお宝です」と書かれたポップ
拡大する

 「魚のアラはお宝です」と書かれたポップを作り、アピールする店舗もあります。

 1パック100円から500円ほどで販売されていて、取材に訪れた日はタイの頭が150円で並んでいました。(入荷時に応じて値段は異なります)

角上魚類 営業部 川崎真論課長
「価格高騰の中でもコストが少ない。安く提供できるアラは、ちょっと注目されている部分」

目からうろこの活用術話題

安さとおいしさで人気の魚のアラ
拡大する

 物価高の中、安さとおいしさで人気が出ている魚のアラ。

魚のアラ購入客(70代)
「目の周りがとてもおいしいので、買いました。朝一番じゃないとないので、急いで来ました」

魚のアラ購入客(50代)
「普通のスーパーとかではあんまりアラが売っていない。安いので、いつも買いに来ます」

アラは手に入りにくく
拡大する

 最近は、店でさばかず、切り身や刺し身に加工された魚を扱う店が増え、アラは手に入りにくくなっています。さらには…。

買い物客(60代)
「アラって結構安く売ったりしていて、いいかなと思うんですけど、どこを食べられるのか、ちょっと分からない」

買い物客(40代)
「やっぱり処理がめんどくさいのが、自分の中で大きい」

買い物客(20代)
「だしとか取れるというのは聞いたりするんですけど」
「(Q.だし以外は?)分からないですね」

話題になっている目からうろこの活用術
拡大する

 こうした声に応えようと、角上魚類は目からうろこの活用術をSNSで公開し、話題になっています。

「魚って実はほとんど捨てるところがないと言われている。下処理一つ間違わなければ、より家庭の料理の一品が増える」

アラは唐揚げや煮付けにも

 鮮魚のプロにマダイのアラの下処理方法を教えてもらいました。

 今回使うのは、マダイの頭。まずは、血合いが残りやすい部分を軽く水で洗い流します。汚れが残っていると、臭みの原因になるといいます。

汚れが残っていると臭みの原因に
拡大する

 最大の難関がうろこ取りです。

川崎課長
「(Q.うろこの取り方のコツは?)100℃近い沸騰したお湯に入れる。大体15秒から30秒以内。そうすると跳ね上がってくる。ひれが上がってくる」

スプーンでこすると簡単にうろこが取れる
拡大する

 水に移してスプーンでこすると、簡単にうろこが取れます。

 最後に塩を振って、10分以上置くのがポイント。余分な水分や臭みが浮き上がり、水で洗い流せば下処理は完了です。

アラの唐揚げ
拡大する

 アラを使った料理といえば、汁物のイメージがありますが、唐揚げや煮付けなど、ひと手間かけることで格段においしくなるといいます。

川崎課長
「アラは身が少なく、敬遠されがちな部分はある。ただ、やっぱり下処理をすれば、おいしい一品が必ずできる。家庭の一品に入れてもらえたら、よりいいと思う」

(2026年4月23日放送分より)

この記事の画像一覧
外部リンク
この記事の写真をみる(10枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る