【SVリーグ】ウルフドッグス名古屋 3ー0 東レアローズ静岡(4月18日・男子第22節)
男子バレーで、弾丸スパイクが顔面を直撃する緊迫の一幕があった。強打を放った選手がすぐさま駆け寄って相手に謝罪する神対応を見せ、怪我もなくプレーは再開された。
4月18日に大同生命SVリーグ男子のレギュラーシーズン最終節となる第22節が行われ、東レアローズ静岡は敵地でウルフドッグス名古屋と対戦。アリーナが一時騒然となるような衝撃のシーンは、試合中盤に起こった。
東レアローズが第2セット10ー14と追いかける場面、相手サーブを受けた際の一幕だ。ウルフドッグスのティモシー・カールが放った強烈なサーブをキャプテンの藤中優斗が拾うと、セッター・新貴裕はライトを選択。飛び込んできた山田大貴が強烈なスパイクをストレートにお見舞いした。直後、ボールはウルフドッグスのリベロ・市川健太の顔面を直撃。顔の左頬あたりを捉えると、背番号17の顔面は右方向へと吹っ飛び、そのまま崩れ落ちるようにしてコートに仰向けになってしまった。
すると、チームメートが心配して駆け寄る中で、誰よりも早く反応してネットをくぐったのが山田だった。スパイクを打ち込んだ張本人が一目散に市川の元へ近づくと、容態を気にしつつ、問題なく立ち上がれそうなことを確認すると颯爽と自コートへ戻って行った。
山田は今季、第18節の東京グレートベアーズ戦で相手の強烈スパイクを顔面で受けたリアルな“実体験”があるため、特に親身に感じた結果の神対応だったのかもしれない。24歳のアウトサイドヒッターは今季、規定のセット数に到達していないことでランクインしていないものの、アタックは688本打って決定率49.6%をマーク。これは規定に達していた場合はリーグ10番目の数字であり、今後のさらなる成長が期待されている。先日発表された日本代表にも東レアローズからは同じく24際のリベロ・武田大周と共に選出されており、アタッカー陣ではチーム唯一の代表メンバー入りとなった注目の逸材だ。
なお、試合はレギュラーシーズン4位のウルフドッグスに0―3と後手を踏み、翌日のGAME2も同様に0―3と連日のストレート負け。チャンピオンシップの出場を逃した東レアローズは今シーズン8位でのフィニッシュとなった。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)
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