
イランがホルムズ海峡の封鎖解除を優先し、核問題の協議を先送りするとした新たな提案について、アメリカのトランプ大統領が懐疑的な見方をしているとアメリカメディアが報じました。一方、交渉を継続するため、数日中に対案を出す可能性があるとも伝えています。
【画像】イランからの新提案内容を検討していると認めた米報道官
核問題“後回し”案
トランプ大統領
「イラン側が『自国が崩壊状態にある』とたった今、私たちに伝えてきました」(自身のSNSから)
日本時間28日午後11時ごろ、SNSに「イランができるだけ早くホルムズ海峡を開放するよう私たちに求めています」と投稿したトランプ大統領。
レビット報道官
「トランプ大統領が国家安全保障チームと会談したことを発表します。近いうちに大統領から直接、説明があるでしょう」
レビット報道官はイランから戦闘終結に向けた新たな提案があり、アメリカがその内容を検討していることを認めました。
「トランプ大統領のレッドラインは明確に伝えています」
イランからの提案の内容や、トランプ大統領の判断には言及していません。
アクシオスによると、提案内容はイランがホルムズ海峡を開放する一方で、イランの核問題に関する交渉は先送りする内容だとみられます。
イラン和平提案「懐疑的」
ニューヨーク・タイムズ
「トランプ大統領はイランの最新の提案に満足していない」
ニューヨーク・タイムズは、イランの指導部は核問題で譲歩する権限を交渉担当者に与えておらず、妥協案を成立させることを阻んでいると報じました。
他のアメリカメディアも…。
ウォール・ストリート・ジャーナル
「『先にホルムズ海峡の封鎖を解除し、その後に核交渉を行う』という新提案に対し、トランプ大統領や側近らは懐疑的である」
ウォール・ストリート・ジャーナルはトランプ政権はイランの提案を全面的には拒否しておらず、交渉継続の考えで数日中にイラン側に回答・対案を出す可能性があると報じています。
また、CNNは協議を仲介するパキスタンがイランから戦闘終結に向けた提案の改定案を数日中に受け取る可能性があると伝えています。
(2026年4月29日放送分より)
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