昭和元年から起算して今年で満100年を迎えることを記念し、昭和天皇の誕生日である昭和の日の4/29に、激動と復興の時代を顧みる「昭和100年記念式典」が天皇皇后両陛下ご臨席のもと日本武道館で行われた。
式典では『上を向いて歩こう』や『川の流れのように』、『赤いスイトピー』など昭和に流行した名曲が海上自衛隊による演奏で披露された。
高市総理は式辞で「本日、天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ各界から多数の方々のご参列を得て昭和100年記念式典を挙行いたしますことは誠に喜びに堪えません。本日の式典にご協力をいただいた関係者の皆様、ご参加をくださいました皆様に心より御礼を申し上げます」と挨拶し、続けて「私は日本と日本人の底力を信じてやみません。日本の誇るべき国柄を、未来を担う次の世代へとしっかりと引き継いでいく、私たちにはその大きな責任があります。今日、この日を、昭和の時代を顧み、わが国の伝統や歴史の重みを噛みしめながら、将来に思いを致す機会としたいと思います」と述べた。
さらに高市総理は昭和史を振り返る。
「昭和は戦争、終戦、復興、高度経済成長といった未曽有の変革を経験した時代でした。さきの大戦のあと、昭和天皇は全国各地を巡幸され、戦没者、戦争犠牲者のご遺族をいたわり、戦後復興に勤しむ国民の皆様を励まされました。日本人は歯を食いしばって働きました」「その後、果敢な挑戦により我が国の経済規模は世界2位にまで駆け上がっていきます」
「70年前の昭和の日本には希望が確かにありました。令和の現在、日本と世界は大きな変化を迎えています。日本においては静かな有事ともいうべき、少子化、人口減少の進行、長期にわたるデフレから一転しての物価高、潜在成長率の低迷、戦後最も厳しく複雑な安全保障環境、そして世界を見渡せば国家間の競争が激化、複雑化、常態化し、私たちがなれ親しんできた自由で開かれた安定的な国際秩序は大きく揺らぎ、政治経済の不確実性が高まっています。今こそ激動の昭和を生き、先の大戦や幾多の災害を乗り越え、希望を紡ぎ出した先人たちに学び、私たちも果敢に挑戦していく必要があるのではないでしょうか」と令和現在の課題と打開への決意を語った。(ABEMA NEWS)
この記事の画像一覧
