しかし、ケンジの真の目的は別だった。「もうすぐここに俺の大事な客が来る。資金調達のために絶対に味方になってもらいたい重要な客の一人」と切り出したケンジは、あろうことか「また俺の客の接待してほしい、昔みたいに。呼ばれたら寝るだけでいいから」と、美月に非情な要求を突きつけたのだ。愛人からのまさかの要求に、美月は「正気?そんな話なら帰る」「なんでそんなことしなきゃなんないの。信じらんない!」と激しく反発する。
怒って部屋を出ようとする美月を引き止め、ケンジは「俺たちの未来のためだろ」「俺はお前と一緒になることしか考えてない。そのためだったら、なんだってする。だから、お前も腹くくれよ。お前はずっと、俺の勝利の女神なんだから」と甘い言葉で丸め込む。その後、華やかなパーティー会場の廊下で、ターゲットの社長を伴って歩く美月の姿があったのだった。
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