
このゴールデンウィークは外出中の空き巣にも注意したいところですが、家にいて寝ている間の「忍び込み」による被害も倍増しています。
留守ではなく「在宅中」なぜ?
先週、埼玉県警に逮捕された松本悠貴容疑者(39)。
先月15日深夜から翌朝にかけて、住宅に侵入し、700円ほどの現金と車の鍵を盗んだ疑いが持たれています。
男性(80代)
「朝起きたら、1階の部屋が荒らされていて気づきました」
その手口は、住人が寝ている間に侵入する忍び込みです。
松本容疑者との関連は分かっていませんが、事件のあったさいたま市岩槻区の周辺では先月、忍び込みが相次ぎ、20件ほど確認されています。
先月20日に起きた2つの窃盗事件。線路を挟んで隣り合う2つの町で発生していました。
現地を取材すると、「侵入経路」と「盗んだもの」に“ある特徴”がありました。
朝、住民が気づいた時には窓が外されていて、かばんが捨てられていました。
当時、置かれていた脚立を使い、高さ2メートルほどの窓から侵入したとみられています。盗まれたのは、財布に入っていた現金およそ4万円。クレジットカードなど、その他のものは盗まれていませんでした。
なぜ留守ではなく、在宅中を狙うのでしょうか?
元大阪府警 留置担当 折元洋巳氏
「捕まりにくいことを考えると現金しか手をつけない。空き巣の所(留守中)に財布があることはない。人がいる場合は財布がありますよね」
埼玉で忍び込み被害300件増加
埼玉県内では、去年1年間の忍び込みの被害が652件と、前の年(360件)から倍増しています。
3日未明には新座市で、男が家に侵入し、鉢合わせた住人を刃物のようなもので脅す事件がありました。
集合住宅に住む(70代)
「マンションで1階なので、怖いなという感じですね。ガラスを割られて入られたら」
被害を防ぐには、鍵の閉め忘れをなくすこと、また窓の上下に鍵を付け足すことが有効だと言います。
折元氏
「上に付けたほうがいい理由は、外からも見えるわけです。『あっ、こんなのやっているな』と。泥棒としたら“空振り”かもしれないから入りやすい家に先に入るので、(侵入先の)チョイスとして、まず外れてくれる可能性があります」
(2026年5月4日放送分より)
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