
大型連休中の東京・渋谷で異変が起きています。条例で禁止され、一時は減少傾向にあったはずの「路上飲み」が再び目立つようになっています。路上で寝る人や、財布や携帯電話をなくすトラブルも相次いでいます。
「路上飲み」多発
ゴールデンウィーク中も多くの人でにぎわう渋谷。深夜になると、次々と助けを求める通報が。
救急車が現れました。サイレンを鳴らして救急車がスクランブル交差点を右折していきました。救急隊が今2人出てきました。ストレッチャーを運び出そうとしています。今、ビルの入り口に集まっています。救急隊員の前で倒れ込んでしまいました。
泥酔し、動けなくなった女性。すぐ近くでは、路上飲みをする集団も。
深夜1時の渋谷センター街です。多くの外国人たちが、酒を片手に飲んでいます。注意しに来ている区のパトロールもいますが、目の前で酒を飲んでいます。
渋谷区ではおととしから夜間の路上飲みが、条例で禁止されました。一時は、ピーク時の半数以下にまで減ったといいますが、最近は、再び路上飲みをする人が目立ち始めています。
こちらの男性は、区のパトロール隊に注意を受けて、一度は缶をポケットにしまいましたが、また取り出しています。そして、また飲み始めました。
注意されても、路上飲みをやめない人たち。足元には、空き瓶や空き缶が散乱しています。
路上飲酒をしていた外国人
「ルールは知っているよ。でも、俺はニューヨークの出身で、何でもありなんだ。酔っ払うとルールを忘れちゃう。もうすぐ飲み終わるから許して」
路上飲酒をしていた女性
「(Q.路上飲み禁止を知ってた?)そうなんですか?知らなかった。ハロウィンの時だけだと思ってた」
「(Q.外で飲むのは何が良い?)安い。今の時期めっちゃ良いですよね。これ以上暑くなるとしんどい」
「(Q.路上で飲んではいけない)そうですね。すみません。やめよう」
路上に座り込む人も
午前2時を過ぎると、酔っぱらって路上に座り込んでしまった人たちもいました。
男性(20代)
「(Q.友達に置いていかれた?)いや、置いていったんじゃないです。友達はまだ、この中(店の中)で戦ってるっす」
「(Q.どういうことですか?)いや、ちょっと、今彼女なしなので、それを探しに来たっす。俺は目がキツネっぽい女性が好き」
「(Q.どうでしたか?)負けっすね。でもでもでもでもでも、友達は両方ともゲットしたっす。俺には、この水しかないっす」
酔いをさますために、2リットルの水をほとんど飲み切った男性。彼女と別れたばかりで、好みの女性を探しにきたといいますが。
「俺は負けて帰るっす。でも、友達が勝って帰るんなら、俺は勝って帰るみたいなもんです。カミングスーン!カミングスーン!」
財布&スマホ紛失でぼうぜん
中には路上に横たわり、完全に寝込んでしまう人も。
呼びかけに応じ、何とか起き上がることが出来た男性。しかし…。
「(Q.荷物は持ってないんですか?バッグとか大丈夫ですか?)財布持ってないって」
「(Q.財布も携帯もない?)だから帰れないんだって」
「(Q.家はどこですか?)川口。(友達が)道端で俺を投げ捨てた」
渋谷でバイト先の友人と、酒を飲んでいたという男性。その友人に財布や携帯電話を預けていましたが、どこかに行ってしまったといいます。
たまたま通りかかった人が、男性の携帯に電話をかけてあげると…。
男性
「(Q.電源切られてない?携帯を誰かにとられてる?)とられてない。とられてはないんだけど…」
どこかに落とした可能性もあるとみて、近くの交番に行ってみることに。落とし物としては届いていなかったため、警察官が改めて男性の携帯に電話をかけてくれましたが…。
「無理です」
「(Q.なかったですか?朝まで友達探す?)いや、もう本当に。そのレベルでしょ。もう無理だよ」
路上寝やごみのポイ捨てにもつながる、路上飲酒を控えてもらうため、毎晩パトロール隊が巡回している渋谷区。
今後、夜でも外で過ごしやすい気候となるため、路上飲みをする人たちとのいたちごっこはしばらく続きそうです。
(2026年5月5日放送分より)
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