
岩手県大槌町の大規模な山林火災の発生から2週間というなか、消防は6日、新たな山火事が起きたとみています。
【画像】大規模な山林火災から2週間…大槌町で新たな山火事 前回の現場はクマが鎮火阻む

通報の直後に撮影された映像。山肌の広い範囲から煙が立ち上っていました。
消防によりますと「道路の脇が燃えているようだ」との情報も。

住民
「またすぐこの通りだもの、情けない」
住民
「みんな火は気をつけている。たき火したわけではないと思うけど。たばこでも捨てたのだか、わからない」

今回、2週間前に出火した2カ所とは、離れた場所からの出火で、役場からもそう遠くない、町の中心部のすぐそばです。
前回の山林火災は、平成以降、国内2番目となる範囲を焼き、一時、町の人口の3割に避難指示が出されました。避難所は閉鎖され、4日前には、延焼の恐れがなくなったとして“鎮圧”が宣言されています。
ただ、ここにきて、火を完全に消し止める“鎮火”に向けた作業を妨げる存在がいます。
6日朝、ヘリを飛ばして行った熱源調査の映像を見ると、少なくとも3頭のクマが確認されました。

岩手県の消防職員
「いま動き始めた。これクマです。いま、子グマが逃げて行きました」
上空を飛んだ消防隊員は、こう話します。

岩手県防災航空隊 高田邦生隊長
「ヘリが近づいても動かない状況。地上消火は、クマが近くにいるので、困難だと思う」
クマがいたのは、今回の現場とは、少し離れた山の中です。

6日の山火事について、消防は、延焼拡大の恐れはなくなったとしています。
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