
イラン情勢の影響が夏場に欠かせない保冷剤にも広がっています。洋菓子店の中には、有料化に踏み切るところも増えてきました。
洋菓子店は持参を呼びかけ
9日、翌日に「母の日」を控え、にぎわう都内の洋菓子店。人気なのは、注文を受けてから冷たいクリームを絞って入れるシュークリームです。
そのため、欠かせないのが…。
武蔵野菓子工房 販売スタッフ
「保冷剤を最大2時間分まではお付けできるんですけど」
ところが…。
「4月末にいつも保冷剤を頼んでいる業者から連絡があって、『これからは入荷しづらくなるかも』と」
この店では、常温の状態で仕入れた保冷剤を必要に応じて冷凍しながら使っています。
「ここにあるだけになっています。特に暑い時期は保冷剤は必須になるので、非常に困る」
そこで今月から来店客に対し、なるべく保冷剤を持参してもらうよう呼びかけを始めました。
買い物客
「いい取り組みだと思いますし、保冷剤もいっぱいもらって捨てちゃったりするので」
買い物客
「(保冷剤を)いっぱい持っているので、これからは」
販売スタッフ
「よろしければ」
今のところメーカーから仕入れられていますが、先行きが見通せない状況に店側も不安を募らせています。
「ゴム手袋とかは欠品が続いたり影響あるんですけど、まさか保冷剤までというのは初めてなので。商品自体を案内できなくなるのではという可能性が一番不安」
有料化に踏み切る店増える
洋菓子店の中には、保冷剤の有料化に踏み切るところも増えています。
保冷剤の大手メーカーはこう見ています。
「保冷剤は(中身が)ゲル状になっているが、ゼリー状にするためのポリマーが(ナフサ不足の)影響を受けている。より大きい影響を受けているのは(外側の)フィルム。悪化すれば、今後少し供給不足になる可能性はある」
首に巻く保冷剤などを作っているメーカーもこう話します。
「普通は2カ月かかるものが、3カ月半ぐらいかかる。だから(夏のうちに)間に合わないかもしれない。現場で使うようなベストとか、種類がすごく多いんですよ。大きいオーダーが来た場合とか、対応がどうなるかというのは懸念はある」
(2026年5月11日放送分より)
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