バレーボール日本代表のエーススパイカーとして活躍後、東京オリンピックでは監督として日本代表を29年ぶりにベスト8進出へと導いた中垣内祐一氏(58)。『ABEMA エンタメ』の密着企画「NO MAKE」はバレーボール界のレジェンドに石川祐希ら現在のスター選手に対する評価と監督引退の理由を聞いた。
中垣内氏は2004年に36歳で現役引退後、指導者として活動。2017年に、バレーボール日本代表の監督に就任した。
━━今のスター選手への指導は?
「西田有志が入ってきた時は指導したかもしれないけども、高橋藍も石川祐希も基本的にコーチがいらない選手なので、別に指導はなかったな。西田有志は最初は技術的な指導をしたかもしれないけど、どんどん吸収するので、西田もそういう選手ですよ。今は時々(僕が作っている)米を送ったりしています」
中垣内氏は2021年には、東京オリンピックで、石川祐希キャプテンが率いる日本代表を29年ぶりにベスト8進出へと導いた。
━━功績を残せた要因は?
中垣内氏「コーチや選手が、頑張ってくれたからであって、『功績』なんてそんな。功績で飯食えるもんじゃないよ。まあ恵まれていましたよ。選手はみんな東京オリンピックに出たかったし。そういう意味ではモチベーションが最高に高いチームだった。あんなチームの監督やったら楽よね。『選手が成長していく上で一番重要なことは何か』を判断基準にしてきたつもり」
━━監督を引退した理由は?
中垣内氏「これは大人の世界の話があるんだよ。そんな簡単な話じゃないんだ。バレーボールの世界では、選手としても、あるいは監督、コーチとしても、ある程度のとこまでやらせてもらえたと思うし、心残りないバレー人生だったと思う。でも、いつまでもそれにしがみついていようとは思わない。僕は、もう終わっている人、古い人だから。そういう人は若い人にどんどん譲っていくべき。今は、もういちファンというか、あいつらのことを“親戚のおっちゃん”のような気持ちで見ている。あいつらが活躍すると、『あいつ俺の甥っ子なんだよ』みたいな感じで。あんまり言わないけど」
2021年、監督を退任。中垣内氏父が世話していた田んぼを引き継ぎ、米農家に転身した。
(『ABEMA NEWS』より)

