東京でもクマによる“人身被害”「登山者がかなり少ない場所」現地を映像から検証

東京でもクマによる“人身被害”「登山者がかなり少ない場所」現地を映像から検証

沖縄県で線状降水帯が発生し、非常に危険な大雨となっています。「顕著な大雨に関する情報」が発表されたのは、全国で今年初です。一方23日は関東を中心に、4月並みの気温になりました。屋外イベントや行楽地は、寒暖差やクマの出没に翻弄されています。(サタデーステーション5月23日OA)

沖縄県に線状降水帯が発生

気象庁は23日午後8時ごろ沖縄県に対し、線状降水帯による非常に激しい雨が降り続いているとして、顕著な大雨に関する情報を発表しました。これは、全国で今年初めてです。道路は冠水し、車のタイヤは半分が浸かっている状況です。沖縄市では23日、3時間雨量が128ミリとなり5月の観測史上最大となりました。沖縄本島地方では、災害の危険度が急激に高まっているので、さらなる注意が必要です。

4月並みの肌寒さ 寒暖差に翻弄

そして東京都心では23日、一日気温が上がらずに4月並みの肌寒さとなりました。

報告・仁科健吾リポーター(屋台湾フェス2026 午後9時ごろ)
「午後9時前の屋台湾フェスです手元の温度計見てみますと15.8℃と表示されていますジャケットを来ていても肌寒く感じます」

来場者(屋台湾フェス2026 午後8時ごろ)
「上着を3枚くらい着てちょうどいい5月にしては大分寒い」

熱々の台湾ラーメンや小籠包など、温かい台湾グルメを味わう来場者の姿が見られました。

来場者(屋台湾フェス2026 午後1時ごろ)
客「きょう曇りで寒くて暖かい汁ものが食べたくて頼みました」

夏日が続いていた東京都心は一転、気温が急降下しました。15日から開催されているこのイベントは、週前半は1日200個以上売れたかき氷が23日は50個になるなど、寒暖差に翻弄されていました。

クマ出没に翻弄される現場も 

東北6県を代表する祭りが集結する「東北絆まつり」。14日に祭り会場近くの櫻山神社でクマが確認されたことから、来場者の安全を確保するため、早朝からパトロールが行われました。

盛岡市職員(盛岡市 午前8時ごろ)
「クマが潜んでいないかという所を中心に草むらとかを見てきました」

上空では、ドローンを使い、人の目が届きにくいエリアも含めて警戒が行われています。

来場者(東北絆まつり 午後2時半)
「警察官の人がたくさんいらっしゃって (主催者が)対策されるなと感じた。子供を連れてきているんですけど、安心して来ました」

東京でもクマの脅威 現場をドローンで検証

内田吾郎ディレクター
「登山道に向かう道はクマによる人身被害の影響で通行止めになっています」

奥多摩町では17日、登山中のロシア人男性がクマに襲われ重傷を負いました。19日には埼玉県との県境で下半身のみの状態となった遺体が発見されました。クマなどに襲われた可能性もあるといいます。環境省によると都内でのクマによる死者は少なくとも2008年度以降確認されていません。
遺体発見現場付近は一体どんな場所なのでしょうか?サタデーステーションは地権者の協力のもとドローンで撮影しました。

鈴木闘匠ディレクター
「熊の人身被害があった、 奥多摩の山は、 たくさんの尾根が連なって非常に山深い場所となっています」

クマはまだ付近に居るのでしょうか?熱を感知すると赤く表示されるカメラで見てみます。捜索中、山の中から聞こえてきたのは…

鈴木闘匠ディレクター
「いまなんだろう、鳴き声。あっ、シカの鳴き声」

およそ5時間に渡り捜索しましたが、動物の姿は見つかりませんでした。

登山ルートは当面一部封鎖に

今回被害があったのはいずれも市街地から離れた登山ルート付近。奥多摩町は当面の間、一部のルートを通行止めとしています。この先の山の中はどうなっているのでしょうか?標高およそ1400m。遺体が発見された仙元峠付近の登山道で撮影された映像を見てみると、道は1足分の幅しかなく、そばには急斜面が広がっています。遺体が発見されたのは登山道から100mほど離れた場所でした。奥多摩に詳しい登山ガイドは…

関東近郊で登山ガイド15年 鷲尾太輔さん
「そもそも登山者がかなり少ない場所ですね。人が入らないっていうことは整備もされてないですし、踏み跡もあまり明瞭でなくて迷いやすかったりとか、滑落するケースとかもあるかもしれない」

外部リンク
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る