「生成AIで声を模倣」声優の津田健次郎氏がTikTokを提訴 受け止めを聞かれた小野田紀美AI戦略担当大臣の答えは

速報,会見
小野田紀美大臣
【映像】TikTokを提訴した人気声優の津田健次郎氏
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 26日、小野田紀美AI戦略担当大臣の記者会見で、生成AIで自身の声を模倣した動画が公開されているとして、声優の津田健次郎氏がTikTokを提訴したことについて質問が出た。

【映像】TikTokを提訴した人気声優の津田健次郎氏

 記者は「人気声優の津田健次郎氏が、生成AIで自身の声を無断で模倣した動画が公開されているとして、不正競争防止法やパブリシティ権に基づき、動画共有アプリTikTokの運営会社に対し、動画の削除を求める訴訟を起こした。現在、法務省が声などの法的保護を考える有識者検討会を開き議論していますが、AI戦略を担当する大臣として現状はどのようにお考えか。また、生成AIの技術進展が著しく、国としての対応が後手に回っているという指摘もある。こうした指摘に対する受け止めと今後の対応の方向性についてお聞かせください」と質問した。

 これに対し小野田大臣は「ご指摘の報道について、もちろん承知しておりますけれども、訴訟中の案件に対するコメントは差し控えさせていただきます」と前置き。

 その上で「声優の方々から、生成AIの普及等により声が無断で利用、生成されていることに対する懸念の声が上がっていることは重々承知をしております。こういった事案については、どういった場合に民事責任が生じ得るのか不明確になっているといった指摘があるということも承知しておりまして、法務省における検討会、今やっていただいていると思いますが、パブリシティ権等の侵害の外延が明確化されるように充実した議論を期待したいと思っています。また、内閣府としても、仮にパブリシティ権の侵害を助長するようなアプリ等がございましたら、AI法に基づいた指導なども含めて適切に対応してまいりたいと考えています」と述べた。

 続けて「後段の指摘については、AIの技術進展に伴い、アニメ等の既存コンテンツに類似した生成物の出力であったり、性的なディープフェイクの出力等が発生しているところですが、政府としてはこれまで逐次関係事業者に是正を要請しながら、不適切な生成リクエストの一部拒否等の一定の改善につなげるなど、迅速に対応を行ってきている。足りないと言われれば、多分そう思われる方もいらっしゃると思いますが、できる限りの対応を今のところ取っているところでございます」と答えた。

 そして「他方でAIの技術進展が非常に急速であることはご指摘のとおりであり、引き続きAIの技術進歩とともに変動するリスク、これに適時適切に把握して、必要な取り組みを進めてまいりたいと考えます」と述べた。(ABEMA NEWS)

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