26日、新たな日本人メジャーリーガーが誕生しました。
経営者も 二刀流の選手
ホワイトソックスの西田陸浮選手(25)。身長168センチと小柄ながら、スピードを持ち味に内野も外野も守れる万能選手です。
そんな西田選手は宮城・東北高校を卒業後、英語を学ぶためにアメリカの大学に行きました。野球と勉学を両立し、2023年にホワイトソックスからドラフト11巡目(全体329位)で指名を受けました。
ヒロド歩美キャスターが去年2月にアメリカで取材し、メジャー昇格を目指す中で、驚きの一面も教えてくれました。
「株式会社ワンハネの代表を務めてます。昔からの夢が経営者だったので」
なんと、経営者としての顔も持つ二刀流の選手なんです。自らと同じように夢を持って、アメリカへ来る若者をサポートする会社を設立しました。
「僕の強みが留学なんですよ。日本のアスリートを育てたいとか強くしたいというのが、僕の中にはある。一流を育てるって言うからには、僕もスポーツ選手として一流にならないといけない」
NPB経由せず 史上5人目
二足のわらじを履きながら、西田選手は着実にステップアップ。1年目のルーキーリーグから始まり、今年は2Aで開幕を迎えました。
すると先月、初めて3Aに昇格し、打率は3割4分7厘としっかりと結果を残してきました。
そして25日の試合後、メジャー昇格が言い渡されました。
アメリカに渡って7年、プロ野球を経由していない史上5人目のメジャーリーガーとなりました。
「すごくうれしい気持ちもあり、緊張してます」
「(Q.村上宗隆選手がいることは心強い?)やばいっすよ!日本人メディアもいっぱいいますしね」(26日の試合前)
MLBデビュー戦 好守に躍動
26日のホワイトソックス対ツインズ戦。好調のチームを支える村上宗隆選手(26)は2番ファースト。そして、西田選手は9番ライトでスタメンデビューです。
まず見せたのは、村上選手でした。1点を先制された後の第1打席。インコースの156キロを思いっ切り振り抜いて、今シーズン18号!8試合ぶりの1発で、ホームラン数リーグトップに立ちました。
追いついたホワイトソックスでしたが2回。ランナー1、2塁のピンチを迎えます。
ここで、打球が西田選手のいるライトへ。バックホームでアウトになりました!
実況
「リクウ・ニシダ!メジャーへようこそ!」
解説
「西田が背番号51の大先輩イチローにならって、肩の強さを試そうとした走者を刺しました」
西田選手の本職はセカンドですが、チームを助けるプレーで勝ち越しを許しません。
すると4回、第2打席でした。二遊間をしぶとく破るメジャー初ヒットも出ました!
早速、存在感を見せた日本人コンビ。西田選手のデビュー戦は3対1の勝利で飾りました。
西田選手
「(Q.メジャーデビューを終えて)ほぼ覚えてないっす。とりあえず集中してました」
「(Q.ホームへの返球はイチローのような球でしたよ)イチローさんと比べないで!背番号51は重いから、今すぐ変えたい(笑)」
「(Q.あの好返球は背番号のおかげ?)ベストを尽くしただけです」
エネルギーをもたらす存在
ヒロドキャスター
「素晴らしいデビューとなりました。西田選手には去年、スプリングトレーニングを取材しました。その時、ホワイトソックスのGMに話を聞くと、マイナーリーグではチーム一の人気で、みんなから愛されていて、走塁と守備を評価していました」
大越健介キャスター
「シングルヒットを打った後も、2塁に行くぐらいにオーバーランしていました。ああいうプレーはチームを元気づけますよね」
ヒロドキャスター
「ホワイトソックスの監督も『チームに多くのエネルギーをもたらす存在』だと早速評価されています。攻守でインパクトを残した西田選手。今後の活躍に期待したいです」
(2026年5月26日放送分より)
