
高市政権発足後、初の国賓としてフィリピンのマルコス大統領が来日しています。マルコス大統領は28日、高市早苗総理大臣と会談するほか、国会でも演説する予定です。
悠仁さま晩餐会デビュー
27日夜に開かれた天皇・皇后両陛下主催の宮中晩餐(ばんさん)会。国賓に対する最上級の「おもてなし」の一つです。
去年9月に成年式を迎えた、秋篠宮家の長男・悠仁さまも宮中晩餐会デビューを果たしました。
フィリピン側の出席者らと談笑。隣に座った愛子さまと乾杯をしました。
天皇陛下
「(両国が)今後も緊密な交流を続け、平和で可能性にあふれる未来をともに織りなし、繁栄していくことを期待いたします」
過去10年で、国賓として招待された政治上のトップは3人だけ。日本政府はなぜ、マルコス大統領を最高のおもてなしで迎えたのでしょうか?
おもてなし背景に対中国か
南シナ海の領有権を巡り、フィリピンと中国は激しい衝突を繰り返しています。
特にマルコス政権がこれまでの対中融和姿勢を転換し、アメリカや日本との協調路線に転じてからは、中国の軍事的威圧はかつて以上に強まっています。
マルコス大統領
「日本はフィリピンにとって、最も重要なパートナーの一つです。我々の協力は現在、海上安全保障・人道支援・地域の安定へとさらに拡大しています」
中国の脅威にさらされるフィリピンは、日本と利害が一致。両国は安全保障分野で連携強化を図ろうとしています。
台湾有事を念頭か
両国の念頭にあるのは、台湾有事です。
明海大学 小谷哲男教授
「フィリピンも台湾に地理的に近く、台湾有事が発生した場合には、アメリカ・日本・フィリピンが事態に対処しなければならないと想定」
以前のドゥテルテ政権は、なかなか日本とフィリピンの安全保障協力が進みませんでした。
「今、マルコス政権はアメリカや日本との安全保障協力に極めて前向き。このタイミングをうまく活用して、できるだけ日米比の安全保障協力を進めておきたいという狙いがある」
(2026年5月28日放送分より)
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