新しい防災気象情報の運用がきょうから順次始まります。警報を受けて避難情報を発表する自治体では、住民の「命を守る」ための準備が進められています。
新しい防災気象情報は「河川氾濫」「大雨」「土砂災害」「高潮」の4つの災害に対して、避難の目安となる5段階の警戒レベルごとに発表されます。
茨城県常総市は、2015年の「関東・東北豪雨」で鬼怒川の堤防が決壊し、大きな被害を受けました。
水戸地方気象台は、県内の自治体向けに新しい警報に関するワークショップを開催し、夕方に台風が接近して「レベル3大雨警報」が発表された場合の対応などを常総市を含む自治体の担当者が話し合いました。
常総市防災危機管理課草間裕介主査「台風が上陸する夕方ぐらいまでには次のフェーズに移行するかもしれないから早めに動いた方がいいかなというのが1つです」
夜間の避難が難しいことを踏まえた早めの判断が求められるということです。
常総市防災危機管理課粕田貴裕課長「レベル3、レベル4、この言葉で覚えてもらえれば、どんな災害でも避難する時はこのタイミングだっていうのを覚えてもらえれば、逃げ遅れることはだいぶ少なくなってくると思います」
常総市では、防災計画を防災気象情報に合わせたレベル表記にする作業を進めていて、災害対応のために全ての職員を集める基準を、今後は「レベル4の危険警報が出た場合」に変更するということです。
常総市防災危機管理課粕田貴裕課長「自分のところは逃げなくても大丈夫だというのではなくて自分のところは危険だということを認識してもらって、早め早めに避難をしていただく。そして逃げ遅れゼロに近づけたい」
また、住民に対し新しい警報に合わせた自分自身の防災行動計画「マイタイムライン」の作成を呼びかけていきたいとしています。(ANNニュース)
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