日本航空(JAL)の客室乗務員が社内規定を超える飲酒をし、出発便に遅れが出た問題で、金子恭之国土交通大臣は29日の記者会見で「大変遺憾」と怒りを示した。
記者が「日本航空のチーフ客室乗務員からアルコールが検出され、乗務予定だった航空便の出発が約40分遅れる事案があった。前日夜に同僚と社内規定に違反する形で飲酒をしていた。日航では近年、機長らの飲酒の隠ぺいや乗務取りやめもあった。今回の受け止めや、国交省としてどのように対応するか?」と質問。
金子大臣は「日本航空からの報告によると、5月23日JAL252便、広島発羽田行きに乗務予定の客室乗務員が、前日に宿泊先において運航規定に定める制限を超えて飲酒を行い、乗務当日、空港で事前検査を行った際に、基準を超えるアルコール量が検知されたため別の乗務員と交代するという事態が発生しました。これにより当該便に42分の遅延が発生しました」と説明。
続けて「同社には昨年8月にパイロットが宿泊先で過度な飲酒を行ったことに関して厳重注意を行ったところであり、客室乗務員を含めて、全社的に再発防止策などを講じてきたところと承知をしていますが、今般こうした事案が起きたことに照らせば、社員1人1人の安全意識の徹底が十分であるとは言えず、大変遺憾であります」と述べた。
そのうえで「国土交通省では同社から報告を受けるとともに、昨日同社に対して、臨時で監査を実施し、本事案の事実関係の調査、原因分析、再発防止策の検討状況等について確認しました。今後、昨年の厳重注意を踏まえた再発防止策の実施状況なども詳細に確認し、これらの確認結果を踏まえて必要な対応を取るなど航空の安全安心の確保に万全を期してまいります」と答えた。(ABEMA NEWS)
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