足立の花火3年ぶり開催 祈る“想い”…夜空を彩る大輪の花 悪天候で2年連続中止も

足立の花火3年ぶり開催 祈る“想い”…夜空を彩る大輪の花 悪天候で2年連続中止も
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 悪天候のために2年続けて中止となった東京「足立の花火」。この週末、3年ぶりに開催されました。多くの観客でにぎわいましたが、中には熱中症で救急搬送される人も出ました。

【画像】2本の光の滝があらわれる「Wナイアガラ」

去年は強風のため中止

シートで埋め尽くされた荒川の河川敷
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 およそ68万人が訪れた足立の花火。荒川の河川敷はシートで埋め尽くされていました。

 初めて足立の花火を見に来た女性は場所取りに。

大学生
「いつも夏、暑いじゃないですか。だから、浴衣着るなら」
「ちょっと早めの時期に開催されている花火大会に行きたいなと思って」

おととしはゲリラ雷雨のため25分前に中止
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 おととしの開催は7月。猛暑の影響で、警備員が熱中症で救急搬送される事態も起きました。さらに、ゲリラ雷雨のため開始25分前に中止になりました。

去年は強風のため中止
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 そして、去年は熱中症のリスクや悪天候による中止を避けるため、開催を5月に前倒ししましたが、強風のため中止に。2年連続で中止になってしまいました。

今年は暑さ直撃 救護も

 3年ぶりの開催を待ちわびた人たちは、こう話します。

30代 男性
「おととしも去年もいたんで。ギリギリで中止って言われて、がっくりきたんで、今年こそはと思って。今年はもう本当に楽しみです」

3回目の参加者
「去年、おととし、雨で中断で(花火を)まだ見ていないんです」
「(Q.きょうは見られると思いますか?)思いまーーーす!絶対見る!!絶対見ます!」

日傘で耐えながら花火を待つ観客
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 先月30日の午後2時30分ごろ、手元の温度計で気温は32.4℃。暑い日差しの中、観客は日傘で耐えながら花火を待っていました。

携帯扇風機など熱中症対策
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 5月に前倒ししたにもかかわらず、全国182地点で真夏日に。熱中症対策のためファン付きの服や冷却ジェルシート、携帯扇風機などを使う人がいました。

暑さで救護される人も
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 しかし、暑さで救護される人も出ました。

開催祈る“想い” 区では

 午後6時ごろ、会場に向かう人の列ができていました。駅の方までずっと続いています。

人で埋め尽くされた会場
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 会場へと続く人の波。打ち上げ直前には、びっしりと人で埋め尽くされた会場。3年ぶりとなる花火に期待が高まります。

 花火を待ちわびていたのは、観客だけではありません。開催2週間前から足立区では…。

足立区観光交流協会 安田真人事務局長
「去年、おととしと2年間、荒天で中止になっていますので、ぜひ今年こそ足立の花火が打ち上がるように、てるてる坊主を作ってもらって、晴天の祈願をしてもらうというスペースになっています」

750個のてるてる坊主
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 てるてる坊主を作るイベントを開催。短冊には「晴れます」の文字が書かれています。2週間で子どもたちが作った750個のてるてる坊主が集まりました。

期待と不安に揺れる露店

 去年、おととしと会場近くで営業していた店も、期待と不安に揺れていました。

会場周辺で露店を営む 大橋功さん
「3年ぶりというか。また今回は天気もドキドキしていました。2年中止はちょっとキツかったですよね」

2年連続中止で100万円以上の赤字
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 2年連続の中止で、100万円以上の赤字だったといいますが…。

「本来は材料少なめに仕入れなきゃならなかったのかもしれないですけど、もう今年勝負をかけて、去年と同じだけ仕入れました。今年も雨降るかもしれないけど、やってやろうって自分の運にかけました」

夜空を彩る大輪の花

 午後7時20分、大勢の人が見守る中、足立の花火が始まりました。3年ぶりの開催、3年分の想いが夜空を彩ります。

3年ぶりに夜空に咲いた「大輪の花」
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 およそ1万3000発が、わずか1時間で打ち上がる「高密度花火」が特徴。3年ぶりに夜空に咲いた「大輪の花」が、観客の笑顔を照らし出します。

「Wナイアガラ」
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 2本の光の滝があらわれる「Wナイアガラ」。

近隣住民
「ずっと中止、中止で今年ようやくと思って、もう感動しちゃって。ちょっと涙が出ちゃうくらい、心が洗われました」

大学生
「初めて参加したんですけど、ちゃんと時間かけて場所を取ったかいがありました」
「(Q.また来年あったら来たいですか?)来たいです、もちろん!」

68万人移動 すし詰め帰路

 多くの感動とともに幕を下ろした足立の花火。午後8時30分ごろ、花火が終了しました。観客が一斉に移動していきます。

たちまち人で埋め尽くされた道路
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 花火が終わるやいなや始まるのが、68万人の大移動。たちまち道路は人で埋め尽くされます。

 花火大会が終わって30分以上が経過しましたが、まだまだ人の流れが途絶えません。駅まで大混雑です。

 花火会場の最寄り駅・北千住駅では、駅前のロータリーは多くの帰宅者であふれかえっています。2階のデッキ部分にも多くの人がいます。

駅に入りきらない人ですし詰め状態
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 駅に入りきらない人ですし詰め状態に。それでも…。

DJポリス
「押し合ってトラブルになったり、転んでしまっては花火の思い出が台無しになってしまいます。こういう時こそ譲り合ってご通行をお願いします」

 警察や警備員による交通整理によって、大きな混乱はありませんでした。

 三度目の正直で大成功を収めた足立の花火。大会の主催者はこう話します。

安田事務局長
「無事に花火が打ち上がって、本当に今ホッとしています。2年分の思い、しっかり来場者の方にも伝わったかなと思います」

(2026年6月1日放送分より)

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