
台風6号が3日に関東を直撃し、通勤・通学にも影響が出るとみられる中、休校を決める自治体が相次ぐなど、警戒感が広がっています。
避難に休校…各地で進む“先手の対策”台風6号『首都圏直撃』に警戒
“浸水”商店街で対策進む
6月までに台風が関東に接近するのは2019年以来、7年ぶりです。

新卒社会人
「リモートでやらせてもらう。リモートが初めてなので、どういう感じなのかドキドキもある」
20代会社員
「できれば家にいたい。在宅できないので。電車が止まってしまうと厄介だなと。そこが心配」

備えあれば憂いなし。各地で先手先手の対策が取られています。公園から土のうを運ぶこと3往復。東京・戸越銀座商店街にあるカフェの店先に3段が積み上げられました。店内の椅子の上には1缶数万円のコーヒー豆が並びます。

カフェ ラコスタ 諏訪礼子店長
「前回はこの高さまで水が入ってきたので、夜のうちに大雨が降ると困るので、全部高いところに避難している」

頭にあるのは去年9月の豪雨。あたりで溢れた大量の水が谷底にあたる商店街に流れ込み、浸水被害が相次ぎました。この時、品川区では1時間に約120ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。このカフェも膝の高さまで水につかり、商売の命ともいえる焙煎(ばいせん)機が壊れました。

カフェ ラコスタ 諏訪礼子店長
「焙煎(ばいせん)機が壊れてしまったので、それが一番大きかった」
修理代は100万円。保険でまかなったといいます。
カフェ ラコスタ 諏訪礼子店長
「甚大な被害が出ないといいなというのが正直なところ。準備はしますけど、何事もなく過ぎ去ることを本当に心から願っている」
『休校』『オンライン』判断相次ぐ
3日の通勤通学の時間帯に大きく影響を及ぼす、今回の台風。自治体によっては臨時休校を決めたり、授業をオンラインに切り替えたり、3日朝の気象状況を待ったり。判断は分かれています。

豊島区立目白小学校は3日の臨時休校を決めました。
豊島区立目白小学校 稲垣昌弘校長
「豊島区の教育委員会とやり取りをして、保護者には明日休校というご連絡をメール配信システムで全員に出してあります」

早い判断の訳は…。

豊島区立目白小学校 稲垣昌弘校長
「登校・下校する時間帯に雨が強いというのが第一。朝方決めると、子どもや保護者が居場所がなくなったり、どうしたらいいと困るので前日にお知らせをする」
そして、もう1つ。学校ならではの理由、給食です。

豊島区立目白小学校 稲垣昌弘校長
「今うちの学校では600食ぐらい作っている。朝ではなく前日に(業者に)連絡できるのは本当に良いこと。早ければ早いほど止められて、業者さんも泣かないで済む」
一方、保護者と子どもたちは…。

母娘
(Q.何年生ですか)
「今2年生です」
(Q.3日の学校は)
「休校です。困ったな。給食もないし。夫と相談して、どっちかみられる方がみようかなと」
館山市で『高齢者等避難』情報
3日は、東京ドイツ村、マザー牧場など、関東の多くのレジャー施設が臨時休業となります。

千葉県の館山市は2日午後5時半、高齢者等避難の情報を出しました。これまでに10人が避難しています。

避難した人
「1人ではいられない。不安で」
「臆病だからね。この人が来るから安心して2人で寝られる」
「瓦が飛ぶんじゃないか。そういうのが頭に入ってしまって、いられなくなっちゃうの1人で」
