リヴァプールに所属する日本代表MF遠藤航が、アルネ・スロット体制下で出場機会を減らした時期について振り返り、本音を明かした。
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ABEMAでは、2026 FIFAワールドカップに向けた戦いに挑む遠藤に独占密着。ワールドカップへ向けた胸の内を語っている。
ユルゲン・クロップ体制で迎えたリヴァプール1年目。遠藤は加入当初こそ懐疑的な視線を浴びたが、持ち前のハードワークと戦術理解で信頼を勝ち取り、月間MVPを受賞するなど確かな存在感を示した。
しかし、その流れは長くは続かなかった。アルネ・スロット監督の就任──この変化が、遠藤の立場を大きく揺るがす。
クロップが重視していたのは前線からのプレッシングと献身性。一方、スロットはポジショナルプレーを軸に、ビルドアップ能力や攻撃面での関与をより求めるスタイルへとシフトした。
その影響は数字にも表れている。出場時間は1年目の1722分をピークに、2年目は257分、3年目は170分まで減少。チームに欠かせない存在だった男は、次第にベンチから戦況を見守る時間が増えていった。
移籍市場が開くたびに、遠藤には移籍の噂がつきまとった。「22歳とかなら移籍していた可能性は高い」と本人も振り返る。
それでも、「32歳、33歳になる年でリヴァプールにいられるのは簡単ではない。その機会を簡単に手放す必要があるのか」と語り、世界最高峰のクラブに身を置く意味を噛み締める。
さらに遠藤は、自身が積み上げてきた“経験”に揺るぎない自信を持つ。「試合にずっと出ていないとパフォーマンスが出せないのかといえば、そうではない」と言い切る姿には、キャリアの重みがにじむ。
「大事なのは、与えられた環境で最大限の準備をしてワールドカップに臨むこと。自分の今できることをやっていくだけ」
出場時間が減っても、その歩みは止まらない。日本代表のキャプテンは、静かに、そして力強く前を見据えている。
(ABEMA『青炎 -遠藤航 集大成の決意- presented by 日本財団』)


