イランとの停戦合意をめぐり二転三転するアメリカ・トランプ大統領の発言。ニュース番組『わたしとニュース』では、話し方トレーニングkaeka代表・千葉佳織氏が“話し方のプロ”としての見解を示した。
6月11日、アメリカのトランプ大統領は戦闘終結に向けた協議がイラン最高指導部の承認を得たとし、予定していた攻撃を中止すると表明。「合意次第、ホルムズ海峡は開放される。合意の署名は今週末にもできるかもしれない」と記者団に述べたが、イランメディアは、トランプ大統領がイラン最高指導部に停戦合意の承認を得たと表明したことを否定。両国の交渉団がほぼ合意に達し、最終承認を待つだけとなっていた当初の案に条件が戻ったとしている。
またアメリカ海軍は、ミサイル駆逐艦「マイケル・マーフィー」からイランに向けて巡航ミサイル「トマホーク」を発射する、6月10日に撮影されたとされる映像を公開した。
これまでに何度も「イランとの停戦が近い」などと言及しているトランプ大統領だが、実は6月9日時点でその回数は38回にも上る。トランプ大統領は発言の“信頼度”をどのように考えているのだろうか。
“話し方のプロ”千葉氏は、次のように見解を示す。
「トランプ大統領の“信頼貯金”は崩れていっていると思う。とはいえ、『トランプ大統領のキャラクターだからこう言うよね』『トランプ大統領ってこういうあり方だよね』というところは、世界の人たちがすでに認識しているような気もしていて、受け入れられている感じもある。結果的に、コミュニケーションで事実を伝える以上に、期待値を作るコミュニケーションが取れると思っているかもしれない」(千葉佳織氏)
実際に、CNNなどの海外メディアでも「言い続ければ現実になると思っているのではないか」という分析がなされている。
トランプ大統領は、合意の署名は今週末にもできるかもしれないと述べている。(『わたしとニュース』より)
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