【FIFAワールドカップ2026】ブラジル代表 1ー1 モロッコ代表(日本時間6月14日/ニューヨーク・ニュージャージー・スタジアム)
元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、ブラジル代表の失点場面に厳しい評価を下した。先制点を許した局面におけるDFガブリエウ・マガリャンイスの対応について、辛口の見解を示している。
日本時間14日、FIFAワールドカップ2026グループC第1節でブラジル代表はモロッコ代表と対戦した。
カルロ・アンチェロッティ監督が率いるブラジルは、序盤からモロッコの強度の高いプレスに苦しみ、主導権を握れない展開に。中盤でのボールロストからカウンターを受ける場面も目立ち、最終ラインで耐える時間が続いた。
DAZNで解説を務めた田中マルクス闘莉王氏(元日本代表)はブラジル代表について「期待はしたいが、今回のブラジル代表はこれまでで一番弱いかもしれない」と辛口評価。「全体的なバランスが良くない。サイドバックも含め、ケガ明けの選手もいる中でマイナス要素が多い」とチーム全体に言及していた。
すると21分、試合が動く。右サイドでのパス交換を狙われてボールを奪われると、ハーフウェーライン手前でフリーとなったMFブラヒム・ディアスへ展開。そこから左足のスルーパスを通され、モロッコに先制点を許した。
モロッコの10番による見事なラストパスと、MFイスマイラ・サイバリの動き出しが光った一方で、ブラジルはCBのマルキーニョスとガブリエウの間を完全に破られる形となった。
この失点について、闘莉王氏は「CBがスルーパスにチャレンジするならカットしないといけない。チャレンジして止められなかったのはミス。行かずに戻っていれば追いつけた可能性もある」と指摘。「これはガブリエウのミス」と厳しく断じた。さらに「あの2人のCBの間を割られることはあってはいけない。これほどのCBでもこういうミスをするのかと感じた。失点すると取り返すのは難しい」とコメント。
なおガブリエウは5月31日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝後、直近の強化試合には出場しておらず、この試合が復帰戦。マルキーニョスとの連係面は今後の課題となりそうだ。
試合はその後、ブラジルが32分に同点に追いつき、1-1の引き分けに終わっている。
(FIFAワールドカップ2026)



