日本の人口、7年連続で減少 高齢化とともに都市部へ一極集中 2016/07/15 08:50 拡大する 7月13日の総務省の人口調査によって、住民基本台帳(今年1月1日時点)に基づく日本人の人口が前年より約27万人少ない1億2589万人となり、7年連続で減ったことでわかった。全体に占める65歳以上の割合は26.59%になり、東京、名古屋、関西の三大都市圏の人口の割合は51.23%といずれも過去最高を更新するなど、高齢化とともに都市部への一極集中が進んでいることも明らかになった。日本人の人口は前年より27万1834人減り、減少数は今の調査を始めた1968年以来、最大となった。出生者数から死亡者数を引いた「自然減」が28万6098人と過去最大だったためだ。一方、「自然増」は沖縄、東京、愛知、滋賀の4都県だけで、人口が増えたのは東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知、沖縄の6都県にとどまった。 続きを読む 関連記事