「タングステンは3カ月止まっている」国民民主議員が指摘 ドリルやカッターに使用「モノづくり全体に影響」 国会で議論

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国民民主党・礒﨑哲史議員
【映像】鉱物高騰で礒崎氏が迫る 赤沢経産相は多角化を強調
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 22日、衆院予算委員会で国民民主党の礒崎哲史議員が、G7サミットで高市総理が提案した重要鉱物の共同備蓄連携構想や、3カ月供給停止が続くタングステン不足への対応について質問した。

【映像】鉱物高騰で礒崎氏が迫る 赤沢経産相は多角化を強調

 礒崎氏は、レアアースを巡る輸出管理強化や中東情勢の緊迫化により、重要鉱物の調達環境が悪化していると指摘した。

 そして「ものづくりの現場の関連企業の方からは、大変厳しいこういう情勢にあるんだという現場の声も頂戴をしてきた」とした上で、G7サミットで重要鉱物に関して共有された認識や今後の対応について質問した。

 これに対し、高市早苗総理は「今般のG7サミットでは重要鉱物に関して、まず私からG7各国の備蓄制度立ち上げ支援とか、制度の相互連携を内容とする共同備蓄連携構想を提案し、各国から賛同を得ました」と説明。

 その上で「今後の取り組みについてはIEAと連携してG7の中で唯一、民生用途で重要鉱物の備蓄制度を持つ国としてJOGMECの経験やノウハウなどの備蓄制度などに関する専門的知見を提供して、各国の備蓄制度の立ち上げを支援することとともに、共同調達や放出等の連携に向けても取り組んでまいります」と述べた。

 さらに「重要なのは、レアアースなど重要鉱物について代替調達先を拡大して特定国への過度な依存を減らすことで、この共同備蓄連携の運用に当たっても調達先の切り替えを条件とすべく調整を進めてまいります」と説明した。

 また礒崎氏は、重要鉱物の中でもタングステンを取り上げ、「タングステンに関しては2月、3月、4月の3カ月間完全に止まっています」と指摘し、タングステンはドリルやカッターなどの工具に使われるため、「ものづくり全体への影響も大変大きい」と懸念を示した。

 さらに「(手に)入りづらいものですから急激な物価上昇も起きています。それこそ値段に関して倍になる、3倍になるというようなこういったものも幾つか散見される」と述べ、中小企業への影響が広がっているとして追加支援を求めた。

 これに対し、赤沢亮正経済産業大臣は「原材料の価格高騰や入手困難による影響についての声があることも承知をしております」と説明した。

 加えて「引き続き供給源の多角化に取り組んでいくとともに、サプライチェーンの中下流に位置する事業者による調達ルートの切り替えなども支援していきたい」と述べた。また、影響を受けた中小企業に対して、融資や信用保証、経営相談などの支援策を実施していく考えを示した。

 礒崎氏は「完全にものが止まっているというような状況もございます」として、従来の支援策に加え、「今までの政策とはまた違う一段違う特別な対応等もぜひご検討いただければ」と理解を求めた。(ABEMA NEWS)

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