台風8号の後に7号が太平洋側に接近「今が小康状態でも、2つ目のピークが来るため油断せずに」山梨震度6弱の影響は?「普段以上に地盤が緩んでいる可能性も」

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今後の雨の予想
【映像】台風7号、今後の進路予測
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 日本各地で大雨をもたらしている台風7号・8号の「ダブル台風」と梅雨前線の影響について、気象予報士の宇野日和氏が今後の警戒ポイントを解説した。

【映像】台風7号、今後の進路予測

 27日明け方からの雨雲の様子について、特に注目すべき地域として東海地方と関東地方を挙げ、台風8号(27日午前9時に温帯低気圧に)の影響で27日明け方から雨が強まり、静岡県から神奈川県、千葉県などを中心に激しい雨や非常に激しい雨が降ったと説明した。この活発な雨雲は27日朝には東の海上に抜けており、27日午前9時50分現在で、西日本から東日本にかけて梅雨前線に伴う雨雲が帯状にかかっている状態だという。

 大阪府には26日夕方からレベル3土砂災害警報が継続して発表されている。静岡県や神奈川県、千葉県内に出たレベル4土砂災害危険警報は27日朝までに解除されたが、「一旦、雨は小康状態になったが、地盤が緩んでいる地域もあり引き続き注意が必要だ」と説明した。

 さらに、26日夜に山梨県で発生した最大震度6弱の地震による影響について、土砂災害の危険度が高まっている恐れには「山梨県内では地震によって普段以上に地盤が緩んでいる可能性もある。引き続き注意をしてください」と呼びかけた。

 次に、台風の位置情報の解説に移った。台風8号は27日午前9時の発表で温帯低気圧に変わり、東の海上へと進んでいる。これに伴う雨雲は現在、日本付近からはほとんど離れている。

 一方で、次に注目が必要なのが西側に位置する台風7号だ。温帯低気圧に変わった台風8号が過ぎ去った後、どれくらいの間隔を空けて台風7号が接近するのか。27日午前9時50分現在、四国の南を進んでいる台風7号は、午後にかけて近畿の南の海上を進み、近畿地方では27日の昼すぎに最も接近する見込みという。その後、27日夕方から夜にかけて東海から関東地方の南の海上を通過するとみられる。

 再び雨のピークを迎えることについて宇野氏は「現在伸びている梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、台風接近前から断続的に雨が強まり、そこに台風本体の雨雲が重なることでピークになる」と解説した。

 地域ごとの具体的なピークの時間帯については、27日正午ごろには近畿地方や紀伊半島を中心に台風本体の雨雲がかかり、静岡県や千葉県などの沿岸部でも活発な雨雲がかかることが予想される。その後、昼すぎにかけては東海地方で雨がピークとなり、関東地方では午後5時~7時ごろが台風本体の雨雲による雨のピークになるのではないかとみている。

 東海地方や関東地方では、今回2つの台風が連続して接近するという異例の状況となった。これによる雨量や災害リスクの変化について問われた宇野氏は、次のように説明した。

 「2つの台風、そして梅雨前線の雨も続いているため、時間差で雨のピークがやってくることが重要なポイント。雨の量が多くなるだけでなく、一度ピークが過ぎた後に警戒を解いてしまうことで危険につながることもある。今が小康状態の地域でも、2つ目のピークが来るため油断せずに注意を続けてください」とした。
ABEMA NEWS)
 

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