
アメリカとイランが戦闘終結に向けた覚書に署名して以降、初めての攻撃の応酬です。アメリカメディアは「停戦合意は崩壊する恐れもある」と報じています。
米イランが攻撃 報復の応酬
アメリカが公開した映像を見ると、爆発後、煙が立ち上ります。
アメリカ中央軍は26日、イランのミサイルやドローンの保管施設、沿岸部にあるレーダー施設を空爆したと発表しました。
ホルムズ海峡を航行していたシンガポール船籍の貨物船をイランがドローンで攻撃したことへの報復だとしています。
アメリカのトランプ大統領は、攻撃前SNSにこう投稿していました。
「イラン・イスラム共和国は、ホルムズ海峡を航行中の船舶に対し、少なくとも4機の『片道攻撃ドローン』を発射した。明らかにこれは、我々の停戦合意に対する愚かな違反である」
このことについて、記者団から問われると、トランプ大統領は攻撃を示唆していました。
「(Q.停戦は依然として有効だと考える?)きのう、イランが発砲したことは気に入らない」
「(Q.アメリカは対応するか?)いずれ分かるでしょう」
一方、イラン外務省は27日、アメリカ軍によるイラン空爆は、戦闘終結を宣言した覚書への「明確な違反だ」と非難。報復として、アメリカ軍基地を攻撃したと明らかにしました。
その標的となったとみられるのが中東におけるアメリカ海軍最大の拠点があるバーレーンです。バーレーン外務省は27日未明にイランの複数のドローン攻撃があったと明らかにしました。
最終的な戦闘終結に向けた覚書にアメリカとイランが署名して以降、初の攻撃の応酬。
ウォール・ストリート・ジャーナルは「今回の攻撃によりアメリカとイランの脆弱(ぜいじゃく)な停戦合意は崩壊の恐れもある」などと報じています。
(2026年6月28日放送分より)
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