
自民党の憲法改正実現本部長を務める中曽根弘文氏の皇位継承を巡る愛子さまへの発言が波紋を広げています。「愛子さまではあり得ない」などと発言したことに対し、中曽根氏は29日、釈明に追われました。
【画像】「愛子さまが天皇陛下になったら結婚する人もいない」発言の自民・中曽根氏
「天皇なら結婚する人いない」
29日、記者団の質問に応じた自民党の中曽根氏。
「まず言葉が適切でなかった点もあったと反省しています」
問われたのは、28日に富山県内で行われた講演会での皇位継承を巡る発言です。
「マスコミも週刊誌も、愛子さま、愛子さま、愛子さま素晴らしいし、愛子さまという気持ちは分かるが、すでに愛子さまではあり得ない」
「愛子さまは大変ですよ。愛子さまが天皇陛下になったら、結婚する人もいない」
「愛子さまも男性のお子さんを産まないといけない、すごいプレッシャーもあるわけですね」
中曽根氏は、現在の皇室典範では皇位継承は男系男子に限られると強調したうえで、発言を撤回はしませんでした。
一方で、中曽根氏は一連の発言に言い間違えた部分もあると釈明しました。
「『愛子さまの天皇はあり得ない』という話ですが、現在の皇室典範では皇位は皇統に属する男系男子と決まっている。『あり得ない』という言葉はよくなかったと思いますが、そういうことを発言しました」
「皇統を継ぐためにお子さまをもうけなければならない、大きな精神的重圧、そういうものが生じるのではないかと。非常にそういった意味ではお気の毒というか、今から天皇陛下にもなれてないのに」
「ただお子さまというべきところを男性のお子さんと言い間違えた。そこは訂正したい」
自民 皇室典範の改正案を
野党からは…。
中道改革連合 重徳和彦国対委員長
「論評に値しないような発言だった。これは直ちに撤回すべき」
日本共産党 小池晃書記局長
「きのうの発言は、本当にあり得ない発言。男子を産まないといけないプレッシャーというのは、まさに男系男子のもたらすものであって、これは愛子さまだけではなく、養子縁組にした場合でも、そのご家庭が男子を産めというプレッシャーがかかる」
29日、自民党は女性皇族が結婚後も皇室に残る案と、旧皇族の男系男子を養子に迎える案が盛り込まれた皇室典範の改正案を了承しました。
政府は日本維新の会の了承も得たうえで、30日にも閣議決定する方向で調整しています。
(2026年6月30日放送分より)
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