30日、衆議院地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会が開かれたが、野党の欠席により誰も質問しない「沈黙の時間」が長時間にわたって続いた。衆議院の定数削減法案などを巡り野党側がすべての国会審議を拒否する中、委員会室には重苦しい沈黙が漂い、自由民主党の丹羽秀樹委員長が「タバコちょっと」と言い残して一時離席する一幕もあった。
【映像】「交代ジェスチャー」→「タバコちょっと」の瞬間(実際の様子)
与党の質問が終わった午前10時24分、丹羽委員長は野党委員の出席が得られていないとして、理事を通じて出席を要請するため速記を止めた。約4分後の午前10時28分に出席はないとして審議を再開。「やむを得ず議事を進める」として野党側の質疑時間へと入った。
誰も発言しないまま約10分が経過した午前10時38分、丹羽委員長が動いた。両手の人差し指を振って席の交代を求めるようなジェスチャーを見せると、委員長席を斉木武志理事と交代。その際、「30分ほど…タバコちょっと」と告げて委員会室を後にした。約21分が経過した午前10時59分に丹羽委員長は席に戻ったが、午前11時50分にも再度離席し、午後0時7分に戻るなど出入りを繰り返した。
最終的に、誰も質問に立つことがないまま午後0時29分に野党の質疑時間は終了し、そのまま散会となった。与野党の激しい対立による国会の空転を象徴する一日となった。
(ABEMA NEWS)

