
先週、ヨーロッパを襲った記録的熱波。偏西風の蛇行がもたらした異常気象に、今度はアメリカが覆われそうです。
【画像】猛暑が独立記念日とW杯直撃…アメリカに熱波襲来『猛暑警報』も
“熱中症に警戒”当局呼び掛け

1日、最高気温が35度に達したジョージア州アトランタ。ワールドカップ決勝トーナメントの会場を一歩出ると、密集したサポーターたちの熱気が充満していました。高温注意報が発令されている中です。当局が警戒を呼び掛けました。

アトランタ消防当局
「熱中症はすぐに悪化します。誰一人、死亡や入院といった事態になってほしくありません」
労働者の“休息呼び掛け”

さらにニューヨークでは高温注意報の上、『猛暑警報』が出されました。州によって細かい基準は違いますが、連日、体感温度が40度を超える時に出されるものです。
配達員
「一日ずっと屋外です。車にエアコンがないので、ドアを開けておきます。夏も冬も過酷な仕事です。今は暑さとの戦いですね」
市長は雇用側に対し、こう要請しています。

ニューヨーク マムダニ市長
「『休憩を取れ』だけでは不十分です。ノルマがある限り、労働者は涼む暇もない。事業主は従業員に権利を周知し、安全を優先しても不利益のないようにしてください」
独立記念日は42度に?
今回の猛暑警報、全米の31州、1億4000万人が対象になっています。しかも、危険なのはこれからです。

CNN
「ワシントンを見てください1日と2日、3日、4日のいずれも体感温度は42度以上の予想です」
命を脅かしかねない危険な暑さ。4日にはアメリカ独立250周年の式典が迫っています。

アメリカ トランプ大統領
「7月4日は42度近くになる。そこで長い演説をして、私に不可能はないことを証明しよう」

アメリカで熱波がピークを迎える頃、ヨーロッパには再び先週と同等クラスの熱波が襲来する予報です。どちらも偏西風の蛇行に起因するもの。前回、ヨーロッパでは少なくとも2000人が亡くなったと言われています。
