
東京・北区で起きた小学校の火事。火元の音楽準備室で女性教師が私服を干していたことについて、保護者向けの説明会で、校長が「不適切だった」と謝罪しました。
防火管理者が異動した副校長名のまま
3日午後6時から開かれた保護者会は、およそ4時間半に及びました。
学校側が保護者に伝えたのは、当時、女性教師が洗濯した私服を干していたこと。火元から音楽教師の私物とみられる一部のサーキュレーターと電気ストーブが見つかっていました。
滝野川第三小学校 高草木政浩校長
「私物を学校で保管や洗濯を行ったのは服務上適切ではなかった」
校長によると、当日の朝、女性の音楽教師は午前6時ごろに出勤。1階にある家庭科室の洗濯機で私服を洗い、音楽準備室で乾かしていたといいます。
北区 倉林巧教育振興部長
「なぜ私服を洗濯していたのか、そのあたりは確認が取れていません」
さらに、学校の防火管理者が3年前に異動した副校長名のままだったことも分かりました。
北区 福田晴一教育長
「防火管理者が変更になった際に消防署へ届け出るべき消防計画の提出がされていなかった」
教師6時出勤に疑問の声
東京・北区の滝野川第三小学校で、音楽準備室から出火し、児童ら11人がけがをした火事から2週間。
保護者会では、音楽教師が朝6時から出勤していたことに疑問の声が上がりました。
保護者
「先生の勤務時間は管理できていたのか?」
学校側
「金管バンドの朝練があったから早く出勤していたのかなと思う。教員にも勤務スタイルがあって、早く来ていろいろやる方もいれば、遅くまで残っていろいろやる方もいる。勤務時間が長い場合は指導をすることがある」
警視庁は40代女性教師を重要参考人としていますが、被疑者不詳の失火容疑事件として捜査を進めています。
失火容疑が認められた場合、どのように責任を問われるのでしょうか。
牧野和夫弁護士
「ちょっとした注意を払えば防げた損害という場合は重過失ということで、損害賠償責任を負うことになる」
重過失とは、誰でも容易に避けられる危険を著しく見落とした場合を指し、通常の失火と違い、損害賠償を求められる可能性があります。
学校は、校舎を解体して建て直す方針で、児童は6日から周辺の学校に分散登校する予定です。
(2026年7月4日放送分より)
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