【W杯】パラグアイの執拗なプレッシャーにも冷静…フランス・エムバぺが決勝PK弾 “優勝最有力国”がベスト8

FIFAワールドカップ2026北中米大会、決勝トーナメント2回戦が7月5日(日本時間)に行われ、グループステージを1位で通過したフランス代表(世界ランキング1位)と3位で通過したパラグアイ代表(同34位)が激突した。

前半は小競り合いに発展する場面も

攻守ともに強力な選手を揃えるフランスが序盤からボールを握るが、
堅守を誇るパラグアイの粘り強い守備に対し、攻めあぐねる展開が続く。

なかなか敵陣深くに侵入できないフランスは浅い位置からの打開を試みる。
フランスのキリアン・エムバペ選手(27)が、何度かゴール付近でパスを要求するが、ボールはわずかに届かない。

対するパラグアイは少人数でのカウンターやセットプレーでゴールを狙うが、決定打に欠ける。

球際での激しい勝負が続き、両者ともにファウルを取られる場面も目立った。

両チーム譲らず、スコアレスで後半を迎える。

“怪物”エムバペが先制点

攻め手に欠けるフランスは後半16分、左ウィングのブラッドレ・バルコラ選手に代えてデジレ・ドゥエ選手を投入。

ドゥエが得意とする鋭いドリブルで左サイドからパラグアイのゴール前まで侵入。相手に倒され、一度は見逃されるが、その後VAR判定でフランスがPKを獲得する。

後半25分、PKのキッカーを任された“怪物”エムバペは冷静にゴール右隅に蹴りこみ、フランスが先制に成功する。

今大会最多7得点のアルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手(39)に、エムバペも並んだ。
また、W杯通算最多得点はメッシの20得点。次いでエムバペの19得点となっている。

フランスは、パラグアイの攻撃を封じ、1対0でベスト8へ進出を決めた。
16年ぶりの本大会出場となったパラグアイはベスト16の舞台で涙をのんだ。

PKで駆け引き

このPKの場面では、ちょっとした駆け引きがあった。

フランスがPKを獲得すると、まずボールを手にしたのは今大会4ゴールを記録しているウスマン・デンベレ選手。

しかし、パラグアイの選手6人ほどがデンベレを囲み、プレッシャーをかけた。
デンベレも思わずボールを抱えたまま笑みを浮かべ、審判は選手たちに離れるよう注意した。

その後、エムバペがデンベレに歩み寄り、デンベレがボールをエムバペに託す。
すると、今度はパラグアイの選手がエムバペにも言葉をかけながら接近。

それでもエムバペは表情を変えることなくボールをセットすると、落ち着いてゴール右隅へ流し込み先制した。

相手の揺さぶりにも動じないエースの冷静さが光る一撃となり、フランスをベスト8進出へ導いた。

パラグアイに苦戦するも勝利したフランスは7月10日(日本時間)、ベスト4進出をかけてモロッコ代表と対戦する。
“エース”エムバペの最多得点争いにも目が離せない。

※世界ランキングは7月5日試合前

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