9日、参議院法務委員会において、再審法改正をめぐって、自民党の鈴木宗男議員が平口洋法務大臣を厳しい言葉で非難し続ける一幕があった。
鈴木議員は「特捜検事と容疑者の交際疑惑」などについて追及したのち、「最後の時間1分しかありませんから」と切り出し、「この再審法の改正、32時間自民党でやりました。11回やりました。この間で(争点は)やっぱり検察の抗告の禁止と証拠開示でした。大臣、私は証拠開示はすべからくすべきだと思ってます。この点、大臣の認識・見解をですね、改めてお願いします」と要求。さらに、弁護人の活動や審議の効率性に触れた上で、「証拠開示の点がちょっと遅れてる、あるいは抜けてるという感じがしますんで、大臣、証拠開示に向けて、逆に大臣がリーダーシップを取ってですね、開示はすべきだと、こういう号令かけるくらいの決意をお尋ねしたいと思います」と平口法務大臣の決意をただした。
これに対し、平口法務大臣は書類に視線を落としながら、「証拠開示についていろいろ議論があることは承知しておりますが、再審請求事件の中には、検察官が提出または開示した証拠を新証拠として再審開始決定がなされる事件があるものと承知をしております」と答弁。続けて「再審請求手続きにおいては、再審請求理由の審理・判断に必要かつ十分な証拠が裁判所に提出されることが再審請求人や弁護人の訴訟活動上も重要であり、適正な裁判の実現のために不可欠であると認識をしております」と述べた。
ここで委員長が鈴木議員に「時間になっております」と指摘した。
しかし、鈴木議員は「刑事局長、大臣にちゃんとレクチャーすべきですよ。どういう議論がなされたか、基本がわかってない、残念ながら」と指摘し、「最後に大臣! 言わせてもらいますけどね、あなたも政治家ならば、せっかく大臣になったんだから、大臣としての矜持を持ってね、答えてくださいよ」と発言。さらに、指を何度も指しながら、「私があなたに強くなぜ言うかと言うと、私は少なからずあなたが政治家になる時、私は私なりに最大のね、協力はしたつもりでいるんだよ」と続けた。
委員長から「時間になっておりますのでおまとめください」と促されたが、鈴木議員は発言を止めず、「全くあなたには人情味もなければ、政治家としてのね、見識・矜持ないですよ」と述べた。
委員長が再度「おまとめください」と求めたが、鈴木議員は「是非とも大臣ね、せっかく大臣になった以上は責任を持って、その立場をね、果たす。その決意をね、ぜひとも持っていただきたいと思います。よろしいですか?」と平口法務大臣の回答を求めた。
だが、委員長が「時間になっておりますので、もうあの、答弁、結構です」と答弁を認めない姿勢を示すと、鈴木議員は「いやいや」と不満をあらわにした。委員長は「もう時間も過ぎておりますので。大幅に過ぎておりますので」と重ねて指摘した。
(ABEMA NEWS)

