【W杯】“無敵艦隊”スペインがベルギーに競り勝つ “2戦連発メリーノ弾” 2010年大会以来の優勝に向けて準決勝へ進出

FIFAワールドカップ2026北中米大会 決勝トーナメント準々決勝
スペイン 2対1 ベルギー(日本時間7月11日、アメリカ・ロサンゼルススタジアム)

スペイン代表(世界ランキング3位)がベルギー代表(同8位)を2対1で下し、準決勝進出を決めた。
スペインは準決勝で、フランス代表(同1位)と対戦する。 日本代表を破った2018年のロシア大会以来のベスト4進出を目指したベルギーだが“無敵艦隊”を前に姿を消す結果となった。

前半は互いに1点を取り合う

前半は、ショートパスをつないで主導権を握ろうとするスペインと、カウンターを狙うベルギーという構図となった。

前半30分、スペインのダニ・オルモ選手のワンタッチシュートをベルギーのGKティボー・クルトワ選手がはじくも、そのこぼれ球をファビアン・ルイス選手が詰め、スペインが先制に成功した。

そのまま前半を終えるかと思われたが、ベルギーもワンチャンスを生かす。

前半41分、右サイドからのクロスに、前の試合で2ゴールをあげたシャルル・デケテラーレ選手が、相手DFに体を寄せられながらもヘディングで合わせ、同点ゴールを決めた。
スペインとしては今大会初の失点となった。

互いに1点を取り合う拮抗した形で後半を迎える。

スペイン 途中出場の選手が明暗を分ける勝ち越し弾

後半10分、同点に追いつかれ攻勢に出たいスペインは、強豪・バルセロナでプレーするペドリ選手とフェラン・トーレス選手を同時に投入。

対するベルギーも後半15分、強靭なフィジカルが武器のストライカーであるロメル・ルカク選手らを投入し追加得点を狙う。

しかし、勝ち越しを狙いたいベルギーにまさかのアクシデントが。

後半26分、ベルギーのクルトワが脚を痛め無念の交代。
ここまで幾度となく相手のチャンスを防いできた絶対的守護神がここでピッチを後にする。
交代時、クルトワの目には涙が見られた。

後半41分、スペインは前の試合でゴールを決めたミケル・メリーノ選手を投入すると、その2分後に、スペインのチャンスが訪れる。

後半43分、スペインのパウ・クバルシ選手の強烈なミドルシュートを、クルトワとの交代で入ったベルギーのGKセネ・ラメンスがはじくも、こぼれ球を交代出場のメリーノが詰め、スペインが勝ち越しに成功。

どうにか追いつきたいベルギーはルカクをターゲットに攻めるが、スペインの固い守備陣がゴール前までの侵入を許さない。

試合はこのまま2対1で終了。メリーノの2戦連発弾が貴重な勝利に導き、スペインが準決勝へ駒を進めた。

スペインにとって初のW杯優勝となった2010年南アフリカ大会の決勝では、日本でも活躍した元スペイン代表のレジェンドであるアンドレス・イニエスタ氏の劇的なゴールによりオランダ代表を相手に1対0で勝利した。

2度目のW杯優勝を目指すスペイン代表は7月15日(日本時間)、準決勝でフランス代表と対戦する。

※世界ランキングは、7月11日試合開始前時点

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