スクウェア・エニックスのYouTube公式chにて、漫画『黄泉のツガイ』の13巻発売記念スペシャルPVが公開され、話題を呼んでいる。公式Xでは「テーマは『ギャップ』!かっこいい姿、かわいい姿をお見逃しなく」と投稿されており、単行本第12巻までの内容が含まれるため視聴には注意が促されている。
公開された動画は、EDMに乗せてダークファンタジーとしてのカッコよさと、シュールなギャグの落差をリズミカルに畳み掛ける内容だ。映像内では、白黒のスタイリッシュなタイトルロゴが映し出された後、主人公のユルが弓を構え「どっちだろうが俺の首を取りたい奴は取りに来い!」とシリアスな表情を見せるカットが登場する。続いて、クールな強者であるはずの妹・アサが「ぎゅってしていい!?」と暴走するコマが画面いっぱいに敷き詰められ、極度のブラコンっぷりを見せつける。
さらに、普段はでかでかと「企み顔」を見せる影森アスマが、冷や汗を流しながら刃物を喉元に突きつけられて「助けて田寺氏…」と情けなくつぶやいたり、最後に全員が揃った集合絵では打って変わって無邪気ないい笑顔を見せたりと、キャラクターたちの大きなギャップを感じさせるシュールな場面が展開されている。
コミックス『黄泉のツガイ』は、『鋼の錬金術師』などで知られる荒川弘氏によるダークファンタジー漫画であり、アニメ展開もされている人気作である。山奥の小さな村で猟をしながら平穏に暮らす少年のユルは、ある日突然、謎の襲撃者たちによって村を滅ぼされてしまう。村の秘密や、牢の中に閉じ込められていた双子の妹であるアサの謎、そして異形の超常存在「ツガイ」を巡る過酷な運命に巻き込まれていく姿が描かれ、重厚なバトルと息をするように挟み込まれるギャグの絶妙な温度差が最大の魅力となっている。
SNS上などでは、この絶妙なギャップを描いたPVに対して「あの、もしかして公式さん、アスマさんの『助けて田寺氏…』を可愛いシーンだと認識してらっしゃる…?」や「アスマさん企み顔ってでかでかと表示されてるけど最後の全員が揃ってる時の顔めちゃくちゃいい笑顔で可愛い」と、アスマの振り幅に注目する声が上がっている。また、「アサのところひたすら兄様兄様で笑ってまう」といったギャグシーンへの反響や、「最新刊PV、これだけ期待値ブチ上がる素晴らしさなのにアニメ勢に対する決定的ネタバレがほぼなくて凄い。制作された方の愛と意地と根性を感じて震える」とPVの見事な構成を絶賛するコメントも寄せられている。
(C)Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX, Project TSUGAI
ギャップが話題の13巻発売記念PV

