
空き家が、わずか70万円のDIYで新築のような空間になりました。
【画像】業者48万円のところをDIYで10万円に!組み立て式キッチンの設置ビフォー&アフター
佐藤ちひろアナウンサー
「本当にここが空き家だったんですか!新築のようですね!」
渡辺潤さん
「48万円だったんですよ」
5万円で購入した空き家は、清掃と壁紙の貼り替えを中心に、わずか20万円のDIYを施すだけで魅力あふれる住宅に生まれ変わりました。
30万円の空き家は、2年間のDIYで大変身。DIY費用100万円で、天井から床、キッチンまで、すべてを自分好みの空間へと一新しています。100万円以下の空き家再生の鍵は「DIY」です。材料費だけで空間をよみがえらせる、コストカットの極意に迫ります。
48万円の物件が激変
まず紹介するのは、夢だった海辺の家を格安で手に入れ、激変させたサーファーの男性です。サーフィンが趣味の渡辺潤さんは、購入した空き家に予算を抑えるための極意を詰め込んでいました。
渡辺さん
「あの家になります」
佐藤アナウンサー
「シックな色合いですごくオシャレですね!」
こだわりの詰まったこの物件。元々が高いのではと思いきや…。
渡辺さん
「48万円だったんですよ!」
佐藤アナウンサー
「48万!」
48万円の物件ですが、渡辺さんの手にかかり、その姿は劇的な変貌を遂げていました。
佐藤アナウンサー
「中もきれいですね!」
「本当にここが空き家だったんですか?」
渡辺さん
「実は、最初、こんな状態だったんですよ」
佐藤アナウンサー
「全然違いますね!業者に頼んで?」
渡辺さん
「いえ、全部私がDIYで直したんですけど。業者だと2、300万円かかってくるところが、全体で修繕費70万円くらいですかね、材料費だけで」
水回りを自力でやり格安化
お得な価格の実現に貢献しているのが水回りです。
渡辺さん
「組み立てて設置するっていう感じのものになります。業者に見積もりとったんですよね、そうしたら見積もりが48万円で、家の値段と変わらないなと思って。それで自分でチャレンジしようかなと思って」
佐藤アナウンサー
「どれくらい抑えられたんですか?」
渡辺さん
「費用的には10万円ちょっとなので」
佐藤アナウンサー
「30万円も安く」
キッチンのほか、洗濯機周りも格安でリフォームしています。ここは以前、洗面台が置かれていたスペースです。渡辺さんは洗濯機置き場を作るため、思い切って洗面台を撤去し、ゼロから作り変えていました。
渡辺さん
「ここは余った材料だけで全部使ったので5万円くらいですかね」
佐藤アナウンサー
「5万円!こんなに変わっているのに!」
渡辺さん
「水回りなどやりましたけど、皆さんもやり方さえ分かればできると思いますよ」
物件とDIYのリフォームを合わせて120万円でよみがえった素敵な住宅。夢も広がります。
渡辺さん
「ゆくゆくは賃貸で出したりとか、サーファー向けの貸別荘みたいな感じで使おうと思っています」
5万円で賃貸に出すとすると利回りが25%ほど取れるため、貸した場合は3年半ほどで回収できる見込みで進めているそうです。
佐藤アナウンサー
「そんなに、すぐ回収できちゃうんですね!」
徹底コストカットの現場
渡辺さんは現在、別の物件もリフォーム中です。こちらの物件でも、コストカットの術がありました。
渡辺さん
「次の物件がこちらなんです」
佐藤アナウンサー
「こちらですか」
渡辺さん
「ここは70万円ですね」
この物件は、水回りだけでなく、また違う部分の「徹底したコストカット」を行うことで生まれ変わろうとしていました。
佐藤アナウンサー
「ログハウスのような、かわいらしい」
渡辺さん
「まだだいぶ荒れています。多分ここは、元々押し入れだったんですけど、ちょっとここに断熱材を入れて、壁をもう一枚貼って、その上から塗装をするっていう」
そう、渡辺さんは壁も自分の手で再生することで、コストを抑えていました。DIYの壁作りは、まず木材で土台を組む「下地作り」から始めます。次に隙間なく断熱材を詰めたら、板を貼り、壁材を固定します。最後は「塗装」です。渡辺さんは、こうして節約をしながら、雰囲気の違う新しい空間に生まれ変わらせようとしているのです。今回は、その下地作りを行います。
渡辺さん
「このあたりで、持っていただけると。釘がある所が下地があるので、ここに打つので。打ってみたりしますか」
佐藤アナウンサー
「DIY、全然やったことないんですよね、私。もっと押す…おお、ごめんなさい!」
渡辺さん
「もうちょっとですね」
完全にビスが入ると、締まった音になるそうです。
佐藤アナウンサー
「これだけで、私汗かいちゃいました…」
渡辺さん
「私も汗かきました」
家の壁を全部作り直す場合、業者に頼むと15万円程度かかるものが、DIYなら3万円ほどと、5分の1まで抑えられるそうです。実は渡辺さんは、家の中だけではなく庭を整えて駐車場まで作る予定だといいます。これらすべてを合わせたDIYの総額は、一体いくらになるのでしょうか。
渡辺さん
「130万円くらい」
佐藤アナウンサー
「業者に頼むとどれくらい?」
渡辺さん
「やっぱり3倍以上はかかると思いますから、300万から500万円近く」
佐藤アナウンサー
「もう本当DIY大事ですね!」
渡辺さん
「時間はかかるかもしれないけど、時間を惜しまなければ、誰でもできると思います」
もう一つのコストカット術が残置物の処理です。一見ごみにも思える前の持ち主の不用品でも、価値あるものが眠っているケースが多々あるということです。
渡辺さん
「それくらいの量があると大体業者さんだと20~30万円処分するのに掛かっちゃうんですけど、残置物の中でも、たまにプレミアがついていたような本とかあるので、結構ごみ処理代かかるんですけど、相殺することができたりするので」
佐藤アナウンサー
「それが、また安く抑えるコツですね」
渡辺さん
「そうですね」
3万円物件を大規模DIY
大規模にDIYすることで、「仕入れ」を大幅にコストカットしたケースもあります。これまで5件の物件をDIYした井ノ口さんは、驚きの3万円物件の入手に成功しました。激しく傷んでいる部分を全部壊し、床からやり直すのが井ノ口さん流です。
井ノ口衣未さん
「これは乾燥剤でシロアリとかこなくさせるためにしいています」
基礎から業者に頼むと1000万円以上かかる修繕費が、自分でやると400万円でリフォームできるそうです。井ノ口さんが行っているのは、湿気を寄せ付けない作業です。この工事でシロアリも寄せ付けない、寿命の長い物件への変貌をもくろんでいます。
井ノ口さん
「おしゃれにして、一人1万5千円くらいで、5年以内に回収できたらいいなと思っています。庭も広いんで、もし民泊するなら元々がヨガの先生なので、民泊にこられた方にヨガを提供するなど、そういうのができたらいいなと考えています」
補助金活用で広がる再生
ここまでDIYによるさまざまなコストカット方法を見てきましたが、「田舎暮らしの本」編集長は、補助金の活用を提言します。
「田舎暮らしの本」(宝島社) 生川貴久編集長
「中には、20万円で購入した物件を自治体のリフォーム補助、そういった補助金を活用しながら、数十万円で改修してオシャレな一棟貸の宿に生まれ変わらせた、という事例もあるんですよ」
DIYと補助金でコストカットしながらの空き家リフォーム。気になった人に、こんな物件を紹介します。千葉県富津市にある空き家は、スーパーなどが近いという立地の良さから98万円です。茨城県茨城町の空き家は修繕が必要な場所はありますが、広い土地付きで48万円となっています。
(2026年7月7日放送分より)
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