怪物ストライカーが、数々の大記録とともにサッカー史にその名を刻んだ。フランス代表FWのキリアン・エムバペが、FIFAワールドカップ2026で栄えあるゴールデンブーツ(得点王)に輝いた。
FIFAワールドカップ2026は日本時間7月20日の決勝戦(スペイン代表がアルゼンチン代表を1-0で下して優勝)をもって、全104試合がついに終了。大会の各賞も確定した。
リオネル・メッシやジュード・ベリンガム、アーリング・ハーランド、ハリー・ケイン、ウスマン・デンベレといった世界的なスター選手たちが期待通りの活躍を見せる中、熾烈な得点王争いを制したのは、圧倒的な個の力を見せつけたエムバペだった。今大会は8試合に出場し、2ゴールを4回も記録するなど計10ゴールを量産。持ち前の爆発的なスピードが活きる裏抜けからのフィニッシュはもちろん、狭いスペースでも巧みにシュートコースを作り出してゴールネットを揺らし続けた。なかでも、鋭いフェイントから右足を振り抜いたスウェーデン戦のゴールは、「まさに神速」と呼ぶにふさわしい一撃だった。
また、このゴール量産の裏には良き相棒の存在があった。7アシストで今大会のアシスト王に輝いたフランス代表のFWマイケル・オリーセからのお膳立てが5つもあり、両者は抜群の好連携を築き上げて相手の脅威となり続けた。
この得点王獲得により、エムバペは数々の記録を塗り替えた。「2大会連続」および「2回目」のトップスコアラー受賞はW杯史上初の快挙。さらに、1大会での「二桁得点(10ゴール)」は、1970年大会のゲルト・ミュラー氏(西ドイツ代表)以来となる史上4人目の偉業だ。極めつけは、3回目の出場となった今大会で通算得点数を伸ばし、ワールドカップ歴代最多となる「22ゴール」に到達。フランスは4位に終わったものの、エムバペは間違いなく今大会の主役の1人だった。
エムバペの勢いは代表戦だけにとどまらない。2025-2026シーズンは所属するレアル・マドリード(スペイン)で、ラ・リーガとUEFAチャンピオンズリーグの得点王にも輝いており、今回のワールドカップと合わせた「得点王3冠」という前人未到の偉業も成し遂げた。
【得点ランキング】
・1位:キリアン・エムバペ(フランス)/10ゴール・4アシスト
・2位:リオネル・メッシ(アルゼンチン)/8ゴール・4アシスト
・3位:ジュード・ベリンガム(イングランド)/7ゴール・1アシスト
・4位:アーリング・ハーランド(ノルウェー)/7ゴール・0アシスト
・5位:ウスマン・デンベレ(フランス)/6ゴール・2アシスト
・6位:ハリー・ケイン(イングランド)/6ゴール・1アシスト
・7位:ミケル・オヤルサバル(スペイン)/5ゴール・1アシスト
・8位:イスマイラ・サール(セネガル)/4ゴール・1アシスト
・9位:フリアン・キニョネス(メキシコ)/4ゴール・1アシスト
・10位:ヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル)/4ゴール・1アシスト
(FIFAワールドカップ2026)
ついにこじ開けた
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) July 19, 2026
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