
3連休最終日の20日は、非常に危険な暑さが予想されています。今年最多の39の都府県に熱中症警戒アラートが出ています。そして、この週末、関東では激しい雷雨となりました。栃木と群馬では土砂崩れや浸水被害が相次ぎました。
【画像】記録的な大雨で一変した風景 道路陥没で通行不可能に 栃木・足利市
水位急上昇 道路崩落も
18日、12時間雨量が232.5ミリと観測史上最大の雨を記録した栃木県足利市。一部の地域に一時、警戒レベル5の「緊急安全確保」が発令されました。※現在は解除
足利市を流れる松田川を映した映像を見ると、水位がどんどん上がり、車道まであふれていくのが分かります。
足利市を流れる松田川。その横を通る道路は、大雨の影響で崩れてしまいました。街灯やガードレールすべてが下に落ちてしまっています。
記録的な大雨で一変してしまった風景。道路の下の土が川に流され、通行できない状態になっていました。
土砂崩れ 男女2人死亡
17日の大雨で土砂崩れが起きた現場には規制線が張られていて、19日もおよそ30人態勢での捜索活動が続けられていました。
18日未明、栃木県足利市では、山の斜面が崩れる土砂災害が発生。2階建て住宅が倒壊しました。
1階部分は土砂にのまれ、押し流された2階部分も斜めに傾いていて、勢いの激しさが分かります。
この住宅に住んでいる60代の夫婦と連絡が取れなくなっていて、捜索活動が続けられていましたが、18日に妻とみられる女性を発見。そして19日夜、男性も発見されましたが、いずれも死亡が確認されました。
立ち往生レッカー依頼殺到
週末、記録的な大雨となった関東地方。至る所で道路が冠水し、車が立ち往生していました。
栃木県足利市では、レッカー会社が車の搬出作業に追われていました。
レッカー会社のスタッフ
「(Q.どういう状況ですか?)ただいま、水害でエンジンがかからなくて、あちらの方まで手で押す作業をしているところです」
家の前に止めていた車が浸水し、動かない状態に。レッカー車まで手で押しながら移動させます。
レッカー会社のスタッフ
「水害があった車ですので、エンジンに水が回ったりしてしまうと、後の修理とか困ると思いますので。なるべくエンジンはかけずに、作業させていただいております」
車を持ち上げてみると、中から水が滴り落ちています。
レッカーを依頼した住民
「もうビチャビチャです。(水が)たまっているからね。雑巾で絞り出したけど、とれないですよ」
こちらの男性は、所有している車3台を修理に出すことになりました。
大雨で40台以上をレッカー
次々と舞い込む作業依頼。この日は朝から休む暇もなく作業にあたります。別の住宅では…。
レッカーを依頼した住民
「(Q.車はどういう感じですか?)あんまり期待はできないです。乗れないから。とりあえず見てもらって。ダメなんじゃないかなって話だったんで」
浸水した車内には水がたまり、泥も流れ込んでいます。運ばれていく車を心配そうに見守りますが…。
レッカーを依頼した住民
「(Q.なんとか動くといいですね)99.9%ダメだと思うけど。諦めますよ。しょうがないです」
浸水被害は、車だけでなく自宅にも及んでいました。
レッカーを依頼した住民
「(水がしみ込んで)床がもうべこべこで。20センチぐらい。(水が)この辺りぐらいまで。今はもうきれいにしたから、良かったけど」
さらに、室外機が水に浸かり、1階のエアコンは使えない状態に。連休中のため、休み明けに取り替えるといいます。
レッカーを依頼した住民
「きょうの夜、ちょっと暑いと思うんですけど、もう何もできないですよ。自然の災害には太刀打ちできないんで」
今回、取材したレッカー会社で運んだ車は40台以上。問い合わせが殺到し、一部の依頼を断らざるを得ない状態だといいます。
小島レッカーサービス 川崎大久さん
「あす・あさっても、予約としていただいているのが、100件以上いただいているというような状態になっています」
「どうしてもうちのスタッフが手いっぱいで断らせていただいた案件は、何十件以上もあるという形で。申し訳ない気持ちでいっぱい」
危険な暑さ 広範囲に警戒
18日午後1時の神奈川県鎌倉市。3連休で小町通りは多くの人でにぎわっていました。
夏休み初日の週末。3連休ということもあり、列島各地は大混雑でした。
日なたにいると、強い日差しが照りつけてきます。19日、全国118地点で35℃以上の猛暑日になりました。
さらに、気象庁は20日も危険な暑さが続くとして、東京を含む39の都府県に熱中症警戒アラートを発表しています。
30以上の地域に発表されるのは今年初めてで、厳重な警戒が必要です。
(2026年7月20日放送分より)
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