
今年は蚊の発生が例年より多いとされています。猛暑の影響で活動が11月まで長引くとみられる中、“着る虫よけ”が人気を集めています。
【画像】虫よけ加工やUVカット、ドライ素材など、夏に求められる機能を備えたTシャツ
専門家「今年の蚊は2割増」
三連休の最終日で、関東の梅雨明けが発表された20日。大自然に囲まれた千葉県市川市のアスレチック施設は、多くの人でにぎわっていました。
一番人気が、空中を疾走する全長60メートルの「スカイライダー」です。
本格的な夏の到来。しかし、早くも多くの人を悩ませているのが蚊です。
来場者
「もう、ここに刺されてます。きょうですね、来てすぐですね」
「私も刺されました。(虫よけスプレーは)汗で結局、意味ないですね」
「したけどね」
来場者
「(今年は)めっちゃ刺されました。数えきれないほど」
森や池に囲まれているアスレチック場は、蚊が発生しやすい環境でもあります。施設では、3カ月ごとに行う殺虫剤の散布を今年はすでに2回実施するなど、対策を強化しています。
ありのみコース 丸山清史マネージャー
「このつり橋の下も結構ジャングルになってるんで、蚊が多いから、ここもたっぷりと薬をまきます。まかなかったら、瞬時にもうボコボコですね」
専門家によると、実は今年は「蚊が多い」といいます。
(株)三共消毒 産業医科大学 非常勤講師
荻野和正博士
「去年よりは多い、明らかに。量的なものは、去年と比較で、例えば2割増しぐらい。最近の気候でいくと10月末までは確実にいる。条件によっては11月の初めまで発生」
“着る虫よけ”大手も参入
こうした中、注目されているのが“着る虫よけ”です。
「洋服の青山」がこの夏発売したのが、顔まで覆うことができる、パーカータイプの虫よけウェアです。
蚊が嫌う成分を生地に加工し、通気性の高いメッシュ素材を採用しています。
実際に着てみると、すごく軽くてとても動きやすく、匂いも特にしません。顔まで覆われているので、虫は入ってこなさそうです。
この“着る虫よけ”、想定の1.5倍以上の売れ行きだといいます。
洋服の青山 新橋烏森口店
河口穂高上席店長
「ストレッチ、あとはウォッシャブル(洗える)、通気性。今まで培った、学んだものをしっかり、その商品に生かして作り上げた」
虫よけ機能を備えた洋服は他にもあります。
Fishman 赤塚ケンイチ代表
「例えば、大きいビニール袋の中に蚊を1万匹ぐらい入れたとして、そうすると肌のほうにガンガン刺してくるんですけど、黒いTシャツのほうにはもちろん刺してこないくらい(防虫加工を)練りこんでいる」
一見、普通のTシャツに見えますが、虫よけ加工やUVカット、ドライ素材など、夏に求められる機能を備えています。2万回洗濯しても効果は続くということです。
洋服選びでリスク減少
専門家は、普段の洋服選びを気を付けるだけで、蚊に刺されるリスクを減らせると話します。
荻野博士
「襟はないほうがいい。襟の所に(蚊が)隠れたり、隠れるもとをつくるので、丸首でゆったりとした白い服とかがいいと思います」
(2026年7月21日放送分より)
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