
福岡県議会の金銭を巡る疑惑で21日、告発した県議が蔵内勇夫議長宛てに第三者委員会の設置を求めました。否定的な蔵内議長はどう対応するのでしょうか。
実態の解明「絶対に第三者委員会」
21日、足早にイベント会場を後にしたのは、福岡県議会の蔵内勇夫議長(72)です。
県議会を揺るがせている「金銭授受疑惑」を巡り、新たな動きがありました。
福岡県議会元議長 吉松源昭県議(58)
「県民が求めているのは拙速な調査ではありません。時間をかけてでも、独立した第三者委員会が事実関係を徹底的に調査し、事実認定と評価を行うことです」
議長就任前に自民党県議団幹部に「根回し代」などとして、1800万円以上を渡したと告発した、元議長の吉松県議。
21日、蔵内議長宛てに、日本弁護士連合会のガイドラインに基づく第三者委員会を設置するよう申し入れました。
議長と副議長の写真の前で取材に応じた吉松県議は、このように話します。
「本当に実態を解明しようと思うのであれば、絶対に第三者委員会なんですよ。時間がかかる。これは言い訳でしかない」
議長に脅迫も
一方、蔵内議長は、これまでに第三者委員会の設置について、否定的な考えを口にしています。
蔵内議長
「(Q.第三者委員会の)第三者委員会じゃない。外部の有識者」
「だらだらと、次の選挙はもう間近ですから。その前には答えを出さないといけないだろうと。第三者委員会だと、かなりの時間がかかる。しかもこれだけの人数ですから。それはいかがなものかと」
こうした中、蔵内議長の事務所に「火をつける」などと脅迫電話をかけて業務を妨害したとして、竹内直久容疑者(64)が逮捕されました。
取り調べに、竹内容疑者は…。
「まったく身に覚えはありません」
21日、北九州市と下関市を結ぶ道路の整備促進大会に、服部誠太郎知事、中尾副議長らとともに出席した蔵内議長。イベント終了後、「荷物専用」と書かれたエレベーターを使い、まだ参加者が残る中、狭い通路から会場を後にする蔵内議長を報道陣が直撃しました。
記者
「第三者委員会の設置はしますか?」
「蔵内さん、第三者委員会の設置に関しては?」
蔵内議長は問いかけに答えることなく、車で去っていきました。
(2026年7月22日放送分より)
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