
三重で今年最高となる40.6℃を観測するなど、各地で災害級の暑さになっています。
今年全国最高 三重で40.6℃
今の暑さは異常です。車の扉を開けた瞬間、サウナの扉を開けたかと思うような、ムワッとした熱い空気に体全身が覆われました。
災害級の暑さが、ピークを迎えています。三重県桑名市では気温40℃を超え、今年全国1位の暑さに。
街の人
「ウソでしょ?ここが?マジ?兵庫とかじゃなくて?最近40℃とか聞きすぎて、当たり前になってほしくなかったが、当たり前になってきた。サウナに入っている気分」
午前9時すぎ、福島県の郡山駅。手元の温度計は35℃を超えています。体力を奪われそうな暑さです。
街の人
「普通の暑さではなく、刺すような痛さ」
「日焼け止め必須。(外出する)30分前には日焼け止めして、白い肌維持して頑張っている」
午前10時半ごろ、まだ午前中ですが、すでに立っているだけで汗が止まりません。時折、風も吹きますが、涼しさはありません。
香川県高松市も、今年一番の暑さに。
街の人
「外にいるだけで、“頭の中から”汗をかく感じ」
「(Q.暑い夏どう過ごす?)秋を待つ」
正午ごろ、京都の鴨川デルタ。鴨川に実際に入ってみると、水が非常に冷たく、猛暑をひと時忘れさせてくれますが、手元の温度計はすでに37℃を超えています。
普段は、観光客でにぎわう京都・鴨川沿いも、直射日光が容赦なく降り注いでいます。河川敷には、観光客の姿は全くありません。
各地で災害級の暑さに
22日と23日、暑さのピークを迎える東京。普段はにぎわう「お年寄りの原宿」巣鴨も、例年の夏に比べ人影はまばらです。
100周年を迎えた、巣鴨に店を構えるうなぎ店。炭火で丁寧に焼かれたうなぎに、100年継ぎ足された香ばしいたれが食欲をそそります。
客
「暑いからおいしい」
「年に何回も食べないから」
「暑さを乗り切る意味では、最高の食事」
焼き場は知恵を絞り、暑さをしのぎます
八ツ目や にしむら 西村卓社長
「サウナにいるようなもの」
「(Q.顔が赤くなっている)暑いから」
“焼き”はもちろん、関東風の“蒸す”作業が暑さに拍車をかけます。
西村社長
「(Q.対策は?)こまめに水分とることね」
「(Q.冷たい水を?)冷たい水だと逆に疲れちゃうから。ちょっと冷蔵庫に冷やしたくらいの温度。氷水だと間違いなく疲れてしまう。冷たいものを飲みすぎると、体がだるくなる。だから飲まない。2リットルはゆうに飲む。それ以上かもしれない」
今年は少し値段も下がったうなぎ。土用の丑(うし)の日を前に、灼熱の厨房(ちゅうぼう)から夏の風物詩を届けます。
西村社長
「みなさん暑いので、猛暑を乗り切るために、うちのうなぎを食べて、元気になってください」
22日も、40℃以上の酷暑日を観測した東海地方では…。
静岡県浜松市の佐久間は午後3時ごろ、手元の温度計は40℃を示しています。日差しが容赦なく照り付けて、熱風・熱波が吹き付けて、ひどい暑さです。
静岡県内では初めて、浜松市の佐久間で酷暑日を観測しました。
靴を履いていても、地面から足の裏に熱が伝わってくるような暑さになっています。立っているだけでじわじわと汗が出てきます。
名古屋では40℃に迫る暑さです。
街の人
「暑いです。本当に酷暑だと思う。3回ぐらい熱中症になっていて、今年は気を付けようと、2リットルは飲もうと」
「家にある保冷剤を全部持ってきて、たまに首に当てながら。(抱っこひもの)中にも保冷剤を入れていて…もう全然冷たくないので、入れ替えないと」
この猛暑の中、名古屋の人はどう乗り切っているのでしょうか?地上を歩いている人の数はまばらで、日傘を差して歩いています。
普段は人が行き交う繁華街ですが、22日は閑散としています。
駅前を観察していると、人が次々と地下へと吸い込まれていきます。取材班も地下に入っていくと、駅の下に広がっていたのは、巨大な地下街でした。
地下で約束の人
「あまりに暑いから、避暑に来た」
「地下なら涼しいし、歩けるから運動にもいいから選んだ」
仕事帰りの人
「地下に入るとね、やっぱりホッとする。仕事帰りで、あまりに暑かった上(地上)が。(地下で)少し休んでいく」
暑さを避けるため、地下に避難していました。
手元のサーモカメラで地下街の地面の温度を測ってみると、29.8℃と表示されています。30℃を切っています。
サーモカメラで比較すると、地上と地下で温度差は20℃以上もあります。
地下で約束の人
「(Q.約束が地上だったら?)話が進まない」
「地下があるから、約束でこの場所を選んで会える」
熱中症疑い救急搬送が急増
22日と23日でピークを迎える暑さは、危険と隣り合わせでもあります。
熱風が吹き、肌を刺すような暑さ。埼玉慈恵病院では、21日から熱中症での搬送が急増しました。
70代男性
「最初立っていられなくなって、汗がぶわっと出てきて。そのうち、呼吸が苦しくなってきた」
「酷暑日」に迫った埼玉県熊谷市。搬送されたのは70代男性。エアコンのきいていない場所で仕事をしていたそうです。
救急隊員
「車の中でエアコンをかけた状態で休んだが、症状が改善しないため救急要請」
買い物帰りの60代女性も気分が悪くなり、足に力が入らなくなりました。
救急隊員
「ご自分で近くのクリーニング店に駆け込んで、店員が救急要請してくれた」
医師
「この暑さだからね、熱中症の可能性が高いとは思う」
埼玉慈恵病院 藤永剛副院長
「40℃に迫るような暑さは災害と一緒。台風の時はあんまり外に出ないと一緒で、家の涼しい所で休まれていた方がいいかなと」
(2026年7月22日放送分より)
この記事の画像一覧
