
アメリカ中央軍は21日、11日連続でイランに対する攻撃を実施したと発表しました。

戦闘終結の兆しは一向に見えてきません。ここに、さらなるエスカレーションの懸念が浮上しました。アメリカが、再び、核関連施設の攻撃に踏み切る可能性です。

アメリカ トランプ大統領
「“あの一帯”は近いうちに攻撃する。相手は何もできない。“あの一帯”を、まもなく徹底的にたたく」

“あの一帯”と呼ぶのは、イラン中部にある『ピックアックス山』のこと。その地下深くに、イランが数千基の遠心分離機を運び込んだ可能性が報じられました。60%まで濃縮されたウランの一部が、この施設に移送されたとの指摘もされています。

前回、アメリカが核施設を攻撃した去年6月。
7機の戦略爆撃機を投入し、13トンを超える巨大なバンカーバスターなどによって、3つの核施設への攻撃を行いましたが、より地下深くにあるとされる『ピックアックス山』の施設は、標的にされませんでした。
その後、破壊を免れた設備などが、山の地下施設に運びこまれた可能性があるとイスラエルからアメリカ側に伝えられたそうです。「この情報の確認はまだとれていない」と述べつつも、トランプ大統領は、こう話します。

アメリカ トランプ大統領
「そもそも核兵器のために施設の再建を試みようと疑われるから、こうなっている。そんな施設は潰す。核の臭いがする場所は、徹底的に潰す」
核施設への攻撃は、イランのレッドラインを越えることを意味します。

イラン中央司令部
「犯罪国家アメリカは、“核施設を攻撃する”と脅迫している。もしそうなれば、我々は戦争の拡大とみなし、アメリカとそのすべての同盟国の権益が、攻撃の標的となるだろう」
さらに、革命防衛隊が声明を出し、『侵略が続くなら、アメリカ中が喪に服す事態となる壊滅的な作戦の用意がある』と、かつてないほど強い言葉で警告しました。
