
日本の最南端に位置する沖ノ鳥島を「岩」と主張した中国に対し、木原稔官房長官は「島だ」と明確に否定しました。
中国外務省「国際法に違反」
木原官房長官
「沖ノ鳥島ですが、国連海洋法条約上の島でありまして、排他的経済水域および大陸棚を有しておりますので、中国側の主張は当たらない」
中国に反論する木原官房長官。ことの発端は、中国海軍が19日に、沖ノ鳥島南西の日本の排他的経済水域内で実施した射撃訓練です。
しかし、中国外務省は射撃訓練の正当性を主張しています。
中国外務省 林剣副報道局長
「 “沖ノ鳥”は岩礁であり、島ではありません。日本の沖ノ鳥岩礁を島であることにして排他的経済水域と主張することが、国際法に違反しています」
中国が「岩」と主張する沖ノ鳥島。日本の最南端に位置し、この島の周囲に広がるEEZ=排他的経済水域は、およそ42万平方キロメートルにも及びます。
木原官房長官は、日本は1931年から沖ノ鳥島を島として有効に支配してきたと述べ、周辺海域にEEZを設定する権限や、島としての地位は、すでに確立していると主張しました。
「射撃訓練というのは、周辺の船舶の航行に危険を及ぼしうるものであることから、中国に対して外交ルートを通じて申し入れを既に実施した」
ルビオ氏「日中関係懸念」
射撃訓練前には、中国とロシアの艦艇4隻が日本の排他的経済水域内に侵入していて、小泉進次郎防衛大臣も危機感をあらわにしています。
「国際社会に対しては、今回の私の出張のような機会も最大限に活用しつつ、今後もあらゆる機会を捉えて、事実や我が国の考えを説明、発信していく」
ASEAN会議に出席しているアメリカのルビオ国務長官は、中国の外相との会談後、記者から日中関係について問われると、このように述べました。
「私たちは、日本と協力してきた深い歴史があり、今後も続くでしょう。しかし私たちは懸念を抱いてみています」
(2026年7月23日放送分より)
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