
23日、都内で熱中症疑いで138人が搬送されました。各地で異常な暑さとなる中、3日連続で酷暑日になった岐阜県では高齢夫婦が命の危険にさらされていました。
静岡・佐久間で今年最高41℃
暑さのピークを迎えた列島。21日に初めて観測された40℃を超える酷暑日は、23日、7地点に。浜松市内では41℃を超え、今年全国一の暑さになりました。
80代
「(Q.佐久間は41℃になった)えっ本当に?えぇ…。もう酷暑日を過ぎてますよね」
23日は関西も、厳しい暑さに。午前10時半、酷暑日予想となっている京都市では、手元の気温計ですでに40℃を超えています。
京都では鴨が、奈良ではシカが水を浴びて暑さをしのぎます。もちろん子どもも水を浴び、熱中症対策です。
岐阜・高山市にある鍾乳洞。一服の涼を求める人でにぎわいます。
観光客
「こんなに涼しいと、地元にこの空気を持っていきたい」
3日連続「酷暑日」
ただ、一歩街へ出ると…。
3日連続の酷暑日となりました岐阜県多治見市です。太陽からも、そして地面からも熱が襲ってくるような、そんな暑さとなっています。信じられない暑さです。駅前の温度計は40.4℃と表示されています。40℃を超えました。地表の温度は手元のサーモカメラで62℃と表示されています。
3日連続で酷暑日となっている岐阜・多治見。交通誘導員の男性は日陰で弁当を食べ、体力回復を図ります。
交通誘導員
「お弁当で体力をつけて、なんとかがんばりたい。唐揚げ弁当。おいしい。なんとかラストまでもちそう」
ただ、その弁当を作るキッチンカーは暑さとの戦いです。
カラアゲかどや 村井智子さん
「40.3℃は本当に経験したことがない。空気が熱いと逃げられない、もう悲惨。去年はここまでじゃなかった」
エアコンつけてもキッチンカーの中40℃を超えています。何よりの痛手は、人が出歩かないことです。
村井さん
「『買い物してからくるね』という客がけっこう来るけど少ない、すごく。(きのうは)全くいなかった。何とかしてほしい、雨が降ってほしい」
「エアコン壊れた」
危険な暑さ。取材中、まさに命に関わる現場に遭遇します。土岐市に住む高齢の夫婦。危険な暑さの中、エアコンが止まりました。
3日連続で酷暑日を観測した岐阜・多治見にある電気店。この日、エアコンの修理の依頼が入ったのは、土岐市内に住む高齢の夫婦。寝たきりの夫と2人暮らしです。聞けば、21日にエアコンが故障したといいます。
エアコン修理を依頼した人(70代)
「エアコンが(おととい)朝突然壊れて、もう朝からかけないといけない状態だった。暑いもんね」
ヨシダデンキ 吉田竜馬代表
「多治見とか土岐は朝空気が熱いので、息を吸うとちょっと苦しいぐらいですね」
深夜0時でも27℃を超える命に関わる暑さの中、二晩をエアコンなしで過ごしました。依頼を受けた電気店が駆け付け、修理を行います。
エアコン修理を依頼した人
「つきました。こんなに涼しいとはね。外の差があまりにも激しく感じるけど、気持ちがいいですね。これでゆっくり夜は休めます」
吉田代表
「どんどん暑くなってくるからエアコンも以前より壊れやすくなったり、より大きめのエアコンが必要になってくる。一般的に6畳用の所で年数のたった家とかは8畳用、10畳用をつけないと、40℃の日にはあまりきかないですよと。命に関わることなので、できる限り時間を融通してつけさせてもらっている」
東京 熱中症疑い138人
熱中症搬送は、異例のペースで増えています。
80代の男性が、屋外の駐車場でうずくまっているところを発見されました。
看護師
「(体温)38.7℃」
医師
「高いから冷やしたりしますからね」
23日午後3時現在、138人が熱中症の疑いで搬送された東京都。22日は560人が搬送され、一日当たりの搬送者数の過去最多を2日連続で更新しました。
(2026年7月23日放送分より)
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