24日午後、予定より大幅に遅れて開始された参議院沖縄・北方問題及び地方に関する特別委員会において、国民民主党の足立康史議員が副首都法案を批判した。質疑において、法案提出者の高見亮衆院議員が笑い声を上げる一幕があった。
前日の質疑では、足立議員が日本維新の会の斎藤アレックス政調会長による街頭演説での「法案提出者が様々な批判や誹謗中傷に耐えている」との発言を問題視し、「あり得ない」と批判し、自身らが“誹謗中傷”など行なっておらず丁寧に質疑を行ってきたことを訴えていた。
これらを受けた24日の質疑で、足立議員は「私は質問通告で、昨夜の有楽町での斎藤アレックス政調会長の演説について、当人に聴取し、答弁ありたいと明確に申し上げてだいぶ時間が経っています。当人は反省をしているかしてないか教えてください」と質問した。
高見議員が「ご本人も反省しております」と答弁すると、足立議員は「何に反省してるんですか?」と尋ねた。
高見議員は「『様々な批判や誹謗中傷に耐えながら』という表現が不適切であったということに対して反省しております」と答弁した。
だが足立議員は納得できない様子で「ところがね、驚いたことに、これも看過できないんですが、斎藤アレックス政調会長の補佐である“あるスタッフ”がですね、私の今日の質疑について、『デマである』と。デマということを先ほどXに投稿されました。いいんですか?」と質した。
高見議員は「誠に申し訳ないんですが、その発言についてはちょっと私も確認しておりませんでして」と答弁した。
ここで足立議員が「委員長ちょっと止めて(今投稿を)確認して」と発言し、これを受けて委員長が速記を止めた。
再開後、高見議員は内容を確認したとして『デマ、あるいは悪質なミスリードです。維新の政調会長が「国会の質疑で私たちから誹謗中傷を受けた」と言った?そんな文脈での演説内容ではまっったくありません』とX投稿を読み上げた。その上で高見議員は「ただ、スタッフに関しましても一私人でございます」と答弁した。
すると委員会室に「(Xに投稿したのは)幹部じゃないの?」とヤジが飛んだ。
高見議員は「幹部?」と首を傾げ、さらに役職を聞かれると苦笑いを浮かべながら「すいません、役職については、ふふふふふ。役職についてはすいません、私まだ入って間もない…あはは」と答えると再度委員会室にヤジが飛んだ。
足立議員が「じゃあ、岩谷さん、そのひどい発言を重ねた人間の日本維新の会における役職を教えてください」と迫ると、提出者の岩谷良平衆院議員が「たしか、足立委員のご指摘の通り、政調会長補佐という役職名だったかのように記憶をしております」と答弁した。
ここまで議論されたXは日本維新の会の音喜多駿・政調会長補佐が投稿したものだ。
足立議員は「皆さん、いいんですか?与党の方も野党の方もこんなことほっといて。いや、いいの? 本当。いや、僕はもういいんだけど別に。維新の会のことなんてもうどうでもいいんだけど。法案も政党の立ち居振る舞いも、この国権の最高機関で取り扱うに値しない」と発言した。続いて足立議員は住民投票と大阪府知事選を同日に行う「同日実施」についての質問に移った。
音喜多駿・政調会長補佐は24日、Xにて『デマ、あるいは悪質なミスリードです。維新の政調会長が「国会の質疑で私たち(質疑者)から誹謗中傷を受けた」と言った?そんな文脈での演説内容ではまっったくありません。この日は演説時の妨害やヤジも酷く、SNSを含めた周辺環境に対する苦言を呈しているだけです』と投稿していた。
その後、副首都法案は賛成多数で可決された。
(ABEMA NEWS)

